不思議宇宙のトムキンス/白揚社

¥1,995
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[ジョージ ガモフ (著), ラッセル スタナード (著),青木薫(翻訳)/白揚社 (2001/06)]

[253p/978-4826901031]

[のろい町、モード、色、加速器、相対性理論、量子力学、ビッグ・バン、インフレーション]

[単行本][初][101]

その昔、町工場の工場長を勤める
父の蔵書の中にあった1冊。
なぜ父がこんな本を持っていたかは
なぞだが、とにかくあったw

あれから40年以上経ってしまった。
微かに覚えているのは、光の速さが
時速20キロの町で、自転車をこぐ
人間が速度を上げるに従って
薄っぺらく潰れて行く様子かな。

当時はIQが155 を越えていて、
かなり頭が良かったらしいので
この辺りのことは理解できたと思う。

今回読み返してみると、
当時に比べて加速器の話や
群論の話が新たに追加されている。
また、トムキンス氏の妻になる
モード嬢の位置づけがかなり
向上しているらしい。
この辺りのことは当時小学生の
私には理解できていなかったらしい。

まぁなにはともあれ、
量子力学、相対性理論に関する
話を、これだけ楽しく理解させて
くれるように書かれた本は
見たことないな。さすがガモフ。

この本を読んで、買い溜めた
ブルーバックスを再読してみたくなった。

正剛先生は改定前の本書について
こんなことを言っている。