盗賊の森の一夜―メルヒェン集 (岩波文庫)/岩波書店
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[ヴィルヘルム ハウフ (著), Wilhelm Hauff (原著), 池田 香代子 (翻訳) / (1998/8/17)]

[324p/978-4003246719]

[心臓、劇中劇、メルヒェン、身代わり、盗賊]

[岩波文庫 赤467-1][初][098]

なんかなぁ。
入れ子構造の物語ですな。
森の中の宿に居合わせた客達が、
盗賊に襲われる恐怖から、
夜を徹してお互いに知っている
話をしあうと言う構成。

そのお話の一つ一つが
メルヒェンというわけだ。
いくつかある話のうちで
面白かったのは悪魔と取引し、
心臓を石の心臓と
取り替えた男の物語かな。
反省と教訓もちゃんと
含まれてるし。

ただ、物語の面白さとしては
物足りないね。