謎解きはディナーのあとで 2/小学館
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[東川 篤哉  /宝島社 (2007/9/7)]
[256p/
小学館 (2011/11/10)]

[背後の密室、仲違い、カツラ、短絡、記憶力、宝生麗子、影山、風祭警部]
[単行本][図初][092]

シリーズ2作目。作者の物語の構成の仕方も手慣れてきて、
麗子、影山、風祭のキャラクタも面白みが増してきた。
ただ、ちょっとトリックとしては物足りないかな。
記憶の曖昧さをトリックに応用した例は、こんなの覚えてるだろと
思うし、別の事件の共犯者間の仲違いについても
積極的な動機に欠ける気がする。衝動的、偶発的な事件の割に、
その後の犯人の行動が実に冷静だったり、うーん。
その3に期待しようかな。