- プリンシプルのない日本 (新潮文庫)/新潮社
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[白洲 次郎 (著) ) /新潮社 (2006/5/30)]
[295p/ 978-4101288710][プリンシプル、筋を通す、金に執着しない、強面、マッカーサー、吉田首相、吉田健一、千1517]
[新潮文庫 し-56-1 7969][図初][089
戦後、吉田首相を影で支え続けた、
野蛮な紳士、白洲次郎の文章を
まとめた書籍。
本書を読むと毅然とした態度、
一貫した主張、妥協しない、
迎合しないといった姿勢が
強く伺える人物だ。
彼のような人間に取って、
超軍国主義者が一夜にして民主
主義者に変貌したり、
戦争の放棄に拍手喝采した人間が、
再軍備主義者になるような戦後の
混乱した日本はさぞ住みにくかった
ことだろう。
また読んで行くうちにこのスタイル、
どこかで読んだことがあるなと思ったら、
吉田健一の文章だった。
同じ英国で教育を受けたもの同士、
通じるところがあったのかも
しれないですな。
正剛君は本書についてこんなこと
書いてるよ。