[今野浩/青土社 (2013/3/22)
[206p/978-4791766918]
工学部ヒラノ教授と七人の天才/青土社
[206p/978-4791766918]
[白川助教授、正義論、吉田夏彦、江藤淳、天才]
[単行本][図再][086]工学部ヒラノ教授と七人の天才/青土社
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
ヒラノ教授が言うには、東大、電力中研、
スタンフォード、筑波大、中大等の中で
常人離れ率が抜群に高かったのは大岡山の
某大学らしい。本当だろうか。
我が家には某大学出身の知り合いが
何人かいる。妻に評価してもらった。
・Aさん:朋友M君の元奥さん、理学部出身学士
非常にまともな人。
・D氏:K大学教授、工学部出身の博士
マイペースで人生を謳歌している人
・L氏:私だ 理学部出身の修士
眼を離すと何をしでかすか分からん頭痛の種。
本当だろうか。
確かに左右違う靴を履いて外出した事や、
生ゴミと一緒に鞄まで捨ててしまい
パニックになった姿を妻に目撃された
事は事実だ。でもそんなもの。
本書で出てくる超頭の切れる男達の
ある種の非常識ぶり(吉田夏彦先生は例外)
には唖然とさせられると同時に、
なんだか非常に親近感を覚える。
あるレベルを超えて頭が良いと、
非常識と常識との差なんて無意味に
なってしまうんだろうなぁ。
母校に関しての書籍を読むのは
黒田先生以来だけど、本書は
呆れると同時になるほどと
うなづける部分が多かった。
出身者・従業者以外の方にも
読んでほしいな。