[池内了/洋泉社 (2003/01)
[244p/
978-4896916966]

[ゲーデル・エッシャー・バッハ、幸田露伴、夏目漱石、イアン・スチュワート、専門家の野蛮性]

[洋泉社 (2003/01)][図再][084]


科学を読む愉しみ―現代科学を知るためのブックガイド (新書y)/洋泉社
¥756
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池内氏が書評を載せた全177巻、
楽しんで読ませてもらった。
本人は否定するかもしれないが、
この人の文章は巧いな。
1回読んで、即再読してしまった。

本書で取り上げられた書籍のうちで
読んだ事があったのは以下の3つ。
少ないw

・暗号解読
・ゲーデル・エッシャー・バッハ
・利己的な遺伝子

本書で取り上げられた書籍のうちで
今後読んでみようと思ったのは
以下の14冊。

・アインシュタインと銀河鉄道の夜
・宇宙を支配する6つの数
・鴎外のオカルト、漱石の科学
・カップする漱石
・神は老獪にして
・クォークとジャガー
・自然の中に隠された数字
・舌を出したアインシュタイン
・立花先生、かなり変ですよ。
・寺田寅彦は忘れたころにやってくる
・番茶會談
・不思議宇宙のトムキンス
・ガリレオの娘
・ダ・ヴィンチの二枚貝

面白かった本書の中で気になったのは、
チョムスキーの専門の業績/政治的発言について
絶賛していること。いくら専門外と言っても
ちょっと危なっかしい。

それと、今「人間原理の宇宙論」に大変興味あり。
なんでなんだろうねぇ。

とりあえず次に読むのは立花先生かなぁ。
この人、主張が結構おかしいと思う。