銀河の世界 (岩波文庫)/岩波書店
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ハッブルについては、
謝ったイメージで捉えていた。
ちょっと間抜けな大男で、
物理界のの汚い部分、困難な
部分とは無縁のままに、
ノーベル賞をとって幸せに
死んで行ったイメージだ。

実際のところ、合っているのは
大男という事だけで、
ノーベル賞は取ってないし、
色々苦労しているし、
全然間抜けではないんだよな。

赤方偏移を確認し、ビッグバンへの
道を開いた人だし、ハッブル分類で
銀河群を分類し、セファイド変光星を
用いて遠方の星雲との距離を測ったり
かなりの実績を残している。

だけどなんだか気に入らないんだよな。
一つにはモデルビルダーではないところ
かな。星(雲)の写真をとことん探求し、
様々な特性を見いだした事は凄いとは
思うが、分布や星の輝度をひねくり回して
グラフを書いて何が楽しいんだろう
と思ってしまうんだろうな。

いや偏見だということは分かって
るんだけど、アインシュタインと
比べるとねw