- 哲学ノート (上巻) (岩波文庫)/岩波書店
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- 哲学ノート (下巻) (岩波文庫)/岩波書店
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ひょんなことから手にとった１冊。
千夜千冊で取り上げられていなければ
まず読むことはなかったろう。なにしろ
著者がレーニンで、扱った内容が
思想ときたもんだ。
どっちも門外漢の話題なれど、
この本は抜群に面白い。
まるでレーニンが生きていて
目の前でぶつぶつ言いながら
メモを取っているようだ。
文章もまた面白い。書き抜きとともに
「注意！」「冗長だ」等と言った
言葉が所々顔をだす。これが実に新鮮。
内容も思想をキーワードに古今東西の
哲学者、思想家の著作に切り込んでいく
態度が実に面白い。それを年取った人間が
やる訳ではなく、当時２５歳くらいの
若者レーニンがやってるところが実によい。
無理を承知でレーニンの別な著作やヘーゲル
なんかにも挑戦してみたくなったな。
正剛先生のメモはこんな感じ
- 哲学ノート (下巻) (岩波文庫)/岩波書店