王のイス[フレイザー (著), 永橋 卓介 (翻訳) / 岩波書店; 改版 (1966/01)][336p/978-4003421628][異人、タブー、王、神、神聖さ、穢れ、謝肉祭、千1199][岩波文庫 34-216-2][初図][016]第2巻では、王の制度について話が展開する。その中で神聖なもの、穢れたものが実は表裏の関係にあることが分かってくる。王にしてもそうだ。神性を持った王、統治権を持った王、これらが実は非常に制約を受けた生活をしていることがわかる。なにしろ僅かでも弱さ、老いの兆候が見えただけでも命を奪われるのだから。さて第3巻はどんな話かな