金枝篇 (1) (岩波文庫)/岩波書店
¥798
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[フレイザー 永橋 卓介   岩波書店; 改版 (1966/01)]
[306p/978-4003421611]

[ディアーナ、ネミ、文化人類学、迷信、呪術、生け贄、植物、千1199]

[岩波文庫 34-216-1][初図][007]

ネミの村の祭司の謎を解くところからこの物語は始まるが、
当初の意図を遥かに越えて、呪術、妖術、祭司、妖術師、迷信、
奇習と、ありとあらゆる文化人類学の世界へと範囲は遥かに
広がっていく。第1巻の目次は次の通り。
目次を読むだけでも愉しい。

1.森の王
2.祭司王
3.共感呪術
4.呪術と宗教
5.天候の呪術的調節
6.王としての呪術師
7.受肉の人間神
8.自然の部分王
9.樹木崇拝
10.近代ヨーロッパにおける樹木崇拝の名残り
11.植物生育に対する性の影響
12.神聖な結婚

第1巻にしてこのボリューム、それでも簡約本とは。。
第2巻の内容が想像できないな。