※2019年12月1日付けにて第62番札所宝寿寺さんは

四国八十八ヶ所霊場会に復帰されたようです。

https://www.chugainippoh.co.jp/article/news/20191211-002.html

 

なのでこちらの記事は こんな時期もあったんだと読んでいただければ

と思います。

 

前記事の続きになります。

 

道中62番について ずっと思案していました。

 

 

というのは知っての通り62番宝寿寺さんが霊場会、高野山真言宗からも

抜けてしまい霊場会からは消えたけど札所自体は消えてなく

霊場会の対応として新たに61番駐車場に62番の礼拝所を作ったからなのです。

※復帰に伴い2019年12月15日付にて礼拝所は閉鎖されました。

 

結果的に62番は2つ存在してて両方で御朱印が受けられるのですが 

御朱印が別物なので御朱印も2つ存在するのです。

 

ここで言う問題とは宝寿寺さんと霊場会との対立問題ではありません。

裁判にまでなって結果も出た問題に自分ごときが口を出しても無意味ですので。

 

では どんな問題かと言いますと

細かい事が気になる個人的な問題なのです。

出題は3つあります 一緒に考えてみましょう。

 

問① 62番は2つありますが どちらの62番を打ちますか?

問② 順打ちなら どちらの62番を先に打ちますか?

問③ 納経帳の正式なページには どちらの62番の御朱印を受けますか?

    全て理由も述べてください。

 

①~③は同時に出された問題でなく

クリアごとに突き付けられた出題なのです。

本当の正解が分からないのと61から63番までの

納経所の方との心の駆け引きが試されるから よりいっそう迷いが生じます。

宝寿寺問題を知らない方、気にしない方には無縁の問題になります。

 

その問いに答える形で この後 巡りました。

精神的に気疲れする難所コースと言えます。

それでは巡ってみましょう。

 

奥の院ルートを下り

15時 第61番札所 香園寺に到着

 

 

鉄筋コンクリート造りの大聖堂

何回か来てるけど中に入って参拝するのは初めて。

 

 

スケールがデカい

 

 

こちらでも 多くの方が参拝されており

マスクをした女性の方に撮影を お願いしました。

ありがとうございます。

 

いよいよ納経所に向かいます。

62番について説明されるのは分かっていました。

下の看板の内容を説明していただき宝寿寺には行かず

礼拝所で納経を済ますようにと。

知らなかった方は この言葉で迷いが生じます。

 

 

さぁ ここで出題です。

 

問① 62番は2つありますが どちらの62番を打ちますか?

 

霊場会が勧める徒歩1分の61番の駐車場に設置された62番礼拝所と

霊場会、高野山真言宗からも抜けた62番札所宝寿寺。

さぁ あなたなら どちらを打ちますか?

 

 

僕の答え…   両方打ちます!

理由‥ 

62番宝寿寺さんは中身がなくても歴史があり地図にも形としても残っている。

62番礼拝所は歴史は浅くても ご本尊さんが おられ霊場会が認めている。

霊場会あってのお遍路なので。

しかし どこで納経するかは個人の自由だし決めるのは自身の問題。

それに両方打つのは将来 宝寿寺に戻っても他の寺院に62番が移っても

無くなるのは礼拝所だと思うのでレア感があると思えたから。

全部周るのなら両方行っておけば間違いない。

 

結論 2つで1つが62番という解釈。

    霊場会には感謝しつつも決めるのは自分自身 言いなりにはなりたくない。

 

納得出来れば それが答えなのです。

人は人の考えがあるので他人がどっちに行こうが否定はしません。

 

問② 順打ちなら どちらを先に打ちますか?

 

順打ちで巡っているので一つでもずれたら これは大問題なのです。

他の方は効率よく61、62番打って60番打つとかしてますが 

それが出来ない性分なのです。

きちんと順番通り巡らないとダメなのです。

今回の場合 同じ62番だし どっちでも同じだろ!と言われれば そうなのですが

右京さんではないけど細かいところが気になるもので。

 

僕の答え… 62番礼拝所を先に打ち62番宝寿寺へ

理由‥

建造の歴史からすると宝寿寺さんなのだけど順路の順番での

順打ちだと思うので61番の次にある62番礼拝所が先と考えました。

 

本当の正解は不明です。

納得できたので向かいます。

 

15時26分 62番 礼拝所到着 

 歩いてすぐ! 61番の駐車場も兼ねてます

 

 

プレハブと侮る事なかれ札所と同じく灯明、お線香、読経 きちんとします。

読経する際は扉ならぬサッシ窓を ちゃんと開けて いただけますよ。

お賽銭箱もあります。

 

 

61番には大勢参拝者いたのに こちらには誰もいません。

納経メインなので そうなりますね。

 

ここで最終問題が出されました

 

問③ 納経帳の正式なページには どちらの御朱印を受けますか?

 

どっちだろう…?    

一緒に考えてみましょう。

 

僕の答え…

正式なページには62番札所の宝寿寺さんの御朱印をいただきます。

理由‥

納経帳には札所の姿画が印刷されており その画が こちらではないからです。

姿画がこちらの礼拝所ならこちらで いただきます。

 

これも自分自身が納得すればいいのです。

 

納得したものの正式なページに宝寿寺さんの御朱印を いただこうとすると

2つの問題が発生します。

それは 61番の方に念を押されたばかりなのに空きスペースに

御朱印の指定をすれば62番宝寿寺へ行くのがバレバレになります。

間違ってもらったと言えば もらいやすいのでしょうが もらってないですから‥

もう一つは63番さんで正式なページに押してもらった宝寿寺の御朱印が見られる事。

なので精神的な難所コースなのです。

同じ霊場会の方ですからね… 気が重い。

 

これがあって宝寿寺でもらうと決めたら立ち寄らない お遍路さんもいると思います。

何を言われるかとか嫌な顔をされるか分かりませんですもの。

実際 この後に63番さんにて その意味を実感します。

無難なのは63→61→62→62礼拝所と周れば精神的負担はなくなると思われます。

 

しかし順打ちなので この難所を越えなければ前に進む事は出来ません。

なので納経所では その事をきちんと説明し空きスペースに御朱印をいただきました。

 

礼拝所ときちんと記されています。

 

 

御影と こちらでは御詠歌もいただけます

 

 

気持ちに寄り添っていただけたようで嫌な顔一つ見せなかったです。

ただただ気苦労しただけでした。

 

きちんと説明すれば理解していただけるので空きスペースでも可能です。

他の方もおられるそうです。

ただし霊場会からの圧力が かからなければの話ですが…

かかれば この方達も板挟み状態で気疲れしそう。

 

公約の写真撮影こちらでも実行しますよ!

しかし誰もいないので納経所の方にカメラ撮影をお願いしたところ

気持ち良く引き受けてくださいましたし

中の写真も撮っていいですよと勧めていただきました。

ありがとうございます。

 

 

全て答えを出しスッキリしたのですが

僕は納経帳 且つ空きスペースがあったからという点が大きいです。

掛け軸の方は悩みそうですね。

霊場会の導きを無視するのもいかず

礼拝所のレアな部分も捨てがたいから。

でも札所ではないのですよね…

空きスペースが無ければ僕なら2つ作るかも!?

 

出発しようとしたら お二人やって来ました。

こちらの方は 61番境内にて 62番どうされますか?

と 声をかけた方になります。

62番問題を知らなかったらしく宝寿寺に行くと言ってたけど こちらへ。

61番の納経所の説明が活きたようです。

 

もう1人の歩きお遍路さんは こちらには来られませんでした。

 

この問題を 全く知らなければ61番に来てから混乱するでしょうね。

考える時間がありませんから。

実際に この後63番でお会いした方も内情を知らず 62番宝寿寺に行った後に

600円と知りお一人だけ納経して また62番の礼拝所に戻ったと言っておられました。

 

混乱はいつまで続くのでしょう。

こんなんで世界遺産に認めてもらえるのでしょうか?

お遍路さんが減ってるのは開創1200年の反動だけではなさそうに感じます。

道中では有難み、温かみを感じるのですが札所のみとなると…

全部が全部ではありませんが 

一度行けば 全て周るのは もういいかなって思えます。

再び行くとしたら気に入った札所のみですかね。

この問題 初心に返ってお遍路さんの心に寄り添う事が出来れば

解決しそうな問題でしょうけどお互いが自己を主張してプライドが衝突してるうちは

解決なんて無理でしょうね。

根底はかなり根深そうですし。

 

おっと 自分如きが対立問題に触れるとこでした。

次は元祖62番札所 宝寿寺へと向かいます。

行くのを楽しみにしてた札所です。

 

神社をショートカットして

 

 

小松町内を駅方向に進行します

 

 

11号線の小松駅前交差点を横断すれば62番はすぐそこ

 

 

この記事で今年ラストにしたいと思っていましたが

思いの他 長くなりました。

なので 年内 後一回 記事にしたいと思います。

 

次回は いろいろと話題豊富な62番宝寿寺さんを打って

最終地点の石鎚神社までの道程になります。

 

 

 

つづきます…。

 

2018/12/24