横断歩道の、白線だけを踏みながら歩く。
誰に教わったわけでもないが、
小さい頃からやっていた。
誰に聞いたわけでもないが、
それは青臭いような気がしていた。
だから、誰もそれをやっていた過去があることを言わない。
いや、忘れてるのかもしれない。
でも、白線だけを踏んで歩く、自分ルール、
きっとやったことある人は少なくないはず。
でも、誰もそれをあえて言わない。
なんとなくその事を言うと、
自分も経験がある、と、
照れ笑いしながら答える。
そこに、なんともいえない懐かしく照れ臭い空気が流れる。
なんか仲間意識みたいなのが生まれる。
でも、なんで誰も言わないのに、
多くの人が自分ルールを経験するのだろう?
誰が教えたわけでもないのにね。
白線には、そういう効力があるのかもしれないなぁ。
私はこの歳になっても未だに、自分ルールで道を歩く。
白線だけ踏む、ブロックを一個飛ばしだ歩く、あの信号が点滅するまでに渡り切ったら、あれがうまくいく…
でも、それを周りの人に言うと、子供っぽい、なにしてるの?笑
って言われる。
いいじゃない、童心を忘れないことは大切よ。
恥ずかしいことじゃない。
一心不乱に白線を踏んで歩いてる大人は、
はたから見ると滑稽だけど、
はたから見て、
あの人、白線だけ踏んで歩いてるって見つけると、
なんか嬉しくなる。
おんなじだ。
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