外為17時 円、ほぼ横ばい 欧州合意受け、対ユーロでは反落
外為17時 円、ほぼ横ばい 欧州合意受け、対ユーロでは反落
2011/10/27 17:47現在(単位:円)
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27日の東京外国為替市場で円相場はほぼ横ばい。17時時点は前日の同時点に比べ1銭の円安・ドル高の1ドル=75円92~94銭近辺で推移している。政府・日銀の円売り介入への警戒感が薄れたことを背景に16時05分ごろ75円84銭近辺と東京市場の最高値を連日で更新した。その後はユーロの対ドルでの上昇を受けた持ち高調整の円買い・ドル売りが入り、値を戻した。
朝方は米経済指標の改善などを手がかりに円が下落した米国市場の流れを引き継ぎ、反落して始まった。介入への警戒感や日銀が追加緩和に動くとの観測も円売り・ドル買いを誘った。
日銀は同日午後、追加金融緩和策を決定したが、追加緩和の規模が予想と同水準だったことから、直後により積極的な緩和を見込んでいた投資家が円買いに動き、上昇に転じた。
9~17時の円の安値は76円29銭近辺、高値は75円84銭で、値幅は45銭程度だった。
円は対ユーロで反落。17時時点で同62銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=106円39~42銭で推移している。欧州連合(EU)の首脳が日本時間27日午前、債務危機の克服に向けた包括戦略で合意したことから、円売り・ユーロ買いが強まった。
ユーロは対ドルで5日続伸。17時時点は同0.0079ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.4012~15ドル近辺で推移している。朝方はユーロ売りが先行したが、EUの首脳がギリシャ向け第2次支援の負担割合を21%から50%に引き上げることで合意したことなどが伝わると、ユーロは上昇に転じた。16時過ぎには一時1ユーロ=1.4038ドル近辺と9月8日以来の高値水準を付けた。〔日経QUICKニュース〕2011/10/27 17:39
( ̄_ ̄ i) 円とアメリカドル 米国超長期債の利回り低下 米経済・ユーロ問題わからへんわ ・・・