東証大引け、反落 投資家心理重く 売買代金は4日連続9000億円割れ
東証大引け、反落 投資家心理重く 売買代金は4日連続9000億円割れ
8,682.15 ▼ -90.39
始値 8,733.60
高値 8,733.60
安値 8,672.21
20日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前日比90円39銭(1.03%)安の8682円15銭だった。米国の景気先行き不安を背景とした米株安を引き継いだほか、欧州債務問題を巡りドイツとフランスの意見の隔たりが伝わったことも投資家心理を重くした。商いは低調で東証1部の売買代金は4日連続で9000億円を割れた。その中で短期資金の売買は活発で、オリンパス株と東電株だけで東証1部の売買代金の13%を占めた。
午前中は国内の材料が乏しいことから膠着感が強まったが、午後に入ると上海総合指数が年初来安値を下回るなど、アジア株が総じて軟調なことが重荷となった。先物主導で100円超下落する場面があった。ただ、100円安の8600円台後半では下値を拾う動きも見られ一段と売り進む動きは続かなかった。市場では「来週の欧州連合(EU)首脳会議や国内企業の決算を前に様子見姿勢が強く、材料のある銘柄中心に売買された」(国内証券の情報担当者)との見方が聞かれた。タイ大洪水の影響が懸念され、一部の電子部品関連も大幅に下げた。
東証株価指数(TOPIX)も反落。業種別TOPIXは前33業種中「精密機械」、「機械」、「非鉄金属」など26業種が売られた。
東証1部の売買代金は概算で8822億円。4日連続で9000億円を下回るのは2010年12月24~29日以来、約10カ月ぶり。売買高は同14億5787万株と低調だった。東証1部の下落銘柄数は1153、上昇銘柄数は371、変わらずは136だった。
オリンパスが午後に急落し、コマツも午後に下げ幅を広げた。ホンダ、昭電工、ツガミ、JEFも売られた。半面、短期資金が流入した東電は35%高。ソフトバンク、ディーエヌエ、ファストリ、JTが買われた。
東証2部株価指数は反落。日本医療、ソディック、山洋電が下げ、岡野バ、ツクイが買われた。〔日経QUICKニュース〕2011/10/20 15:39
外為17時 円、76円台後半に小幅続伸 対ユーロで上げ幅拡大
2011/10/20 20:03現在(単位:円)
76.83 - 76.84
▲ + 0.08 ( + 0.104% )
20日の東京外国為替市場で、円相場は小幅ながら3日続伸。17時時点では前日の同時点に比べて7銭の円高・ドル安水準となる1ドル=76円68~70銭近辺で推移している。午後の円相場は小高い水準でもみ合った。アジア各国・地域の株価下落を受け、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めるとの見方が広がった。相対的に金利の高い通貨を売って低金利の円を買う動きが広がり、対ドルでも円買いを誘った。ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感から一段の円買いは見送られた。
円相場は朝方から狭い範囲での値動きが続いた。市場の関心が欧州の債務問題に向かい、円相場は売買材料に乏しいとして一方的に持ち高を傾ける動きは限られた。
9~17時の円の高値は76円68銭近辺、安値は76円86銭近辺で、値幅は18銭程度にとどまった。
円は対ユーロで反発。17時時点では同86銭の円高・ユーロ安水準となる1ユーロ=105円14~17銭近辺で推移している。23日に欧州連合(EU)・ユーロ圏首脳会議を控え、欧州の債務問題の解決に向けた進展がないとの不安から円買い・ユーロ売りが優勢となった。欧州勢が市場に参加し始めた夕刻に一段と円買い・ユーロ売りが強まり、一時104円89銭近辺に上げ幅を広げた。
ユーロは対ドルで反落。17時時点は同0.0101ドルのユーロ安・ドル高水準となる1ユーロ=1.3710~12ドル近辺で推移している。欧州経済の先行き不透明感がユーロ売り・ドル買いを誘った。
円は豪ドルに対して上昇した。投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めるとの見方から金など商品価格が下落。資源国通貨である豪ドルを売って円を買う動きが広がった。午後には1豪ドル=77円87銭近辺に上昇する場面があった。〔日経QUICKニュース〕2011/10/20 17:22
(-。-;) ふむ・・・不安でしゅ これでは株価上がんないね
ここで再度名言を
動けば変わる
止まれば太る