今週(11月17日~21日)の見通し | 最新の経済・景気ニュースからおもしろニュースまで女性の視点でウオッチ!!!

今週(11月17日~21日)の見通し

今週の見通し・株式 戻りを試す展開に


最新の経済・景気ニュースからおもしろニュースまで女性の視点でウオッチ!!!-今週(11月17日~21日)の見通し・株式

 今週(17~21日)の株式相場は戻りを試す展開となりそうだ。欧州債務問題への不安がひとまず和らぎ、市場心理は落ち着きを取り戻しつつある。9月の米小売売上高など市場予想を上回る経済指標を背景に米景気減速懸念もやや和らいでいる。日経平均株価は9月2日以来の8900円台をうかがうとの見方も出ている。


 前週の日経平均は欧米株高を追い風に輸出関連株などが買い戻され、13日には約1カ月ぶりに8800円台を回復。週間では142円34銭(1.65%)上昇した。ユーロ圏17カ国全てが欧州金融安定基金(EFSF)の機能強化策を承認。債務危機への対応が市場心理の改善につながった。


 株式相場はさらに戻り歩調をたどるのだろうか。23日の欧州連合(EU)首脳会議に向け、今週も「政策対応への期待感が相場を下支えする」(コモンズ投信の伊井哲朗社長)との見方がある。


 もっとも、東証1部の売買代金が12日に約3週間ぶりに1兆円を下回るなど様子見姿勢の投資家は多い。日経平均の日中値幅は縮小傾向で、「株式への投資姿勢はなお慎重」(英シュローダー・インベストメント・マネジメント機関投資家部門のジョン・トロイアーノ・グローバル・ヘッド)との声もある。


 「円高や世界景気の減速懸念に加え、タイの洪水被害拡大などを受けた日本企業の業績予想下方修正懸念が強まっている」(DIAMアセットマネジメントの武内邦信株式運用本部長)ことも株価の重荷となる。


 今週の焦点のひとつが米企業の7~9月期決算発表だ。投資家は欧州問題の金融機関への影響や、景気との連動性が強い一部のハイテク企業の動向を注視している。アナリストによる業績予想下方修正の動きがあるなか、先行きに対する経営者の見方も注目される。日経電子版2011/10/16 3:30



今週の見通し・為替 円、もみ合い続く


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 円相場はもみ合いが続きそうだ。欧州債務危機に対する過度な悲観は後退したが、積極的に円売りを進める動きにはなりづらい。市場参加者の予想は1ドル=76円台前半~77円台半ばに集中している。


 欧州金融安定基金(EFSF)の拡充に向けた各国議会での承認など、前週は危機回避に向けた動きが出たため、リスク回避姿勢が和らぎ円は売られた。「今後も円の売り戻しは出てきやすく、円の上値は重い」(クレディ・スイス証券の深谷幸司チーフ通貨ストラテジスト)。


 23日に開かれる欧州連合(EU)首脳会議では債務危機解決への包括戦略を策定する方針で、それまでに欧州の銀行への資本注入などで具体策が出るとの見方もある。動向を見極めようと、円売りが進みにくいとの声も聞かれる。


 米経済については、雇用者数の増加など、足元で景気指標の改善が続いている。18日には米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が講演する予定で、米景気に前向きな発言が出れば円売り・ドル買いが進む可能性もある。日経電子版2011/10/16 3:30


(-^□^-) 復活なるかにゃラブラブ