東証大引け、3日続落で9500円割れ 円売り介入の思惑も買い続かず | 最新の経済・景気ニュースからおもしろニュースまで女性の視点でウオッチ!!!

東証大引け、3日続落で9500円割れ 円売り介入の思惑も買い続かず

東証大引け、3日続落で9500円割れ 円売り介入の思惑も買い続かず


平成22年9月24日

9,471.67

▼ -94.65 (-0.989%)

始値 9,435.04
高値 9,601.77
安値 9,415.96


最新の経済・景気ニュースからおもしろニュースまで女性の視点でウオッチ!!!-3日続落で9500円割れ


東証大引け、3日続落で9500円割れ 円売り介入の思惑も買い続かず

 24日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、終値は前営業日の22日に比べ94円65銭(0.99%)安の9471円67銭で、15日に政府・日銀が円売り介入を実施して以降、初めて9500円を割り込んだ。東京市場が祝日で休場だった間の欧米株式相場が景気減速懸念で下落したことを受け、売りが優勢になった。13時15分すぎに円相場が1ドル=85円台まで急落し、政府・日銀が再度の円売り介入を実施したとの観測が広がると、株式市場でも売り方の買い戻しなどから上げに転じる場面もあったが、長続きしなかった。結局、代表的な輸出株のキヤノンが下げて終えるなど買いの勢いは息切れし、大手銀行株の下落も目立った。


 野田財務相は午後、介入観測について「ノーコメント」と発言。その後、円相場が84円台まで下げ渋ったこともあり、大引けにかけては「介入観測で買いを入れた投資家による、手じまいの売りも下げ幅の拡大につながったようだ」(GCSAMの佐藤博最高投資責任者)との見方があった。


 尖閣諸島沖での海上保安庁の巡視船と中国漁船が衝突した事件について、国内企業の中国における活動に支障が出るとの懸念も朝方は相場の重荷になった。14時30分過ぎに逮捕・送検した中国人船長の釈放が伝わり、中国との関係修復を期待する声も聞かれたが、相場への影響は限られた。


 東証株価指数(TOPIX)も3日続落した。


 東証1部の売買代金は概算で1兆4340億円、売買高は19億1247万株と最近では活況だった。東証1部の値下がり銘柄数は1216、値上がり銘柄数は302、変わらずは146だった。


 ホンダ、ソニー、ファナックが下落し、みずほFGは連日で年初来安値を更新した。日本オラクル、武富士の下げが目立った。半面、トヨタ、ソフトバンクが上昇し、JVCケンウが急伸した。コマツは横ばいだった。


 東証2部株価指数は反落。ハネックス、稀元素が下落し、ラオックス、アルコニクスが上昇した。東証1部への指定替えが発表された三菱総研が急伸した。〔日経QUICKニュース〕 (9/24 15:23) NIKKEI NET


外為17時 円、3日続伸し84円台後半 介入観測で急落する場面も

2010/9/25 5:48現在(単位:円)
84.20 - 84.22
▼ - 0.50 ( - 0.590% )


最新の経済・景気ニュースからおもしろニュースまで女性の視点でウオッチ!!!-円、3日続伸し84円台後半


 24日の東京外国為替市場で円相場は3日続伸した。17時時点では祝日前22日の同時点に比べ8銭の円高・ドル安の1ドル=84円75~78銭近辺で推移している。午後に政府・日銀による円売り介入の観測から、円相場は急落する場面があった。しかし、米景況感の悪化を受けたドル売りや、国内輸出企業による円買いが膨らみ、上昇に転じた。


 13時20分過ぎに、政府・日銀が円売り介入を実施したとの観測から、円は一時85円40銭近辺まで急落した。しかし、野田佳彦財務相は24日午後、為替介入観測について問われ「ノーコメント」と繰り返し、介入の事実を認めなかった。市場では、一部邦銀からまとまった円売り注文が出ただけで、「実際に為替介入は行われていないのでは」(国内銀行ディーラー)との見方も浮上し、円は下げ幅を縮めた。


 日米首脳会談が23日行われ、オバマ米大統領から日本の為替介入を批判する内容は伝わらなかった。今後も政府・日銀による円売り介入が継続するとの思惑につながり、円の上値を抑えた。


 前日発表の週間の米新規失業保険申請件数は市場予想よりも多く、米景気の回復ペースが鈍るとの見方が強まった。米長期金利も低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが広がった。9~17時時点の円の高値は84円47銭近辺で、値幅は93銭程度だった。


 円は対ユーロでもみ合った。17時時点では同27銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=113円09~12銭近辺で推移している。欧州景気の先行き不透明感から円買い・ユーロ売りが先行したが、政府・日銀による円売り介入観測で、対ユーロでも円売りが広がった。円は一時113円75銭まで下落する場面があった。日本時間24日17時に発表された9月のドイツIfo企業景況感指数は、市場予想を上回り改善した。欧州景気に対する過度の懸念が後退し、ユーロ買いにつながった。発表直前は112円70銭台で推移していた。


 ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0044ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3343~46ドル近辺で推移している。米連邦準備理事会(FRB)による追加緩和観測を手掛かりにしたユーロ買い・ドル売りが入った。ドイツIfo企業景況感指数の発表を受け、17時過ぎには一時1.3397ドルの高値を付けた。発表直前は1.3310ドル台で推移していた。〔日経QUICKニュース〕 (9/24 17:53) NIKKEI NET



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