原油高で、ダウ220ドル安で1万2000ドル割れ 米国株、大幅反落
米国株、大幅反落――ダウ220ドル安で1万2000ドル割れ、原油高で
【NQNニューヨーク=横内理恵】
20日の米株式相場は大幅反落。
ダウ工業株30種平均は前日比220ドル40セント安の1万1842ドル69セントと、終値で約3カ月ぶりに1万2000ドルを割り込んだ。
下げ幅は6日以来、2週間ぶりの大きさとなり、ダウ平均は3月10日以来の安値で終えた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同55.97ポイント安の2406.09で終えた。
原油先高観の高まりや金融関連の悪材料を受け売りが膨らんだ。
S&P500種株価指数は1317.93と、3月28日以来の安値で終えた。
同日付のニューヨーク・タイムズ紙がイスラエルがイラン攻撃の演習を行っていたと報じたことを受け、前日に1バレル131ドル台まで下げた原油先物相場が大幅上昇。
原油先高観の高まりから、小売株など消費関連銘柄に売りを誘った。
メリルリンチが業績見通しを下方修正するとのうわさが出て大幅安。
前日夕に格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米金融保証会社(モノライン)を格下げしたこともあり、金融株にも売りが膨らんだ。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフォード・モーターやゼネラル・モーターズ(GM)の格付けを格下げ方向で見直すと発表したことなどが投資家心理をさらに冷やし、相場は午後に下げ幅を広げた。
株価指数、個別株の先物、同オプションの取引・権利行使最終日が重なったため、値動きが荒くなりやすかったとの見方があった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引(速報)で約20億1000万株。
ナスダック市場(同)は約26億5000万株。業種別S&P500種株価指数では「消費循環」や「通信サービス」、「金融」を筆頭に全10業種が下落した。
傘下の保証会社格下げを受け、MBIAが13%下落。
アナリストが目標株価を引き下げたと伝わったシティグループが4%超安い。
証券会社が減配の可能性を指摘したと伝わったバンク・オブ・アメリカも下げた。
フォードが8%下落。
朝方、減産幅を拡大すると発表。
S&Pに加え、ムーディーズも格付け見通しを「ネガティブ」に変更したと発表したため、売りが膨らんだ。GMも6%超下げた。(08:14) NIKKEI NET
(´_`。) 苦しいですね
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