米国株、大幅に続伸 ダウ165ドル高、原油安・消費者物価予想通りで
米国株、大幅に続伸 ダウ165ドル高、原油安・消費者物価予想通りで
【NQNニューヨーク=川勝充郎】
13日の米株式相場は大幅に続伸。
ダウ工業株30種平均は前日比165ドル77セント高の1万2307ドル35セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は50.15ポイント高の2454.50で終えた。
原油先物相場が下落したうえ、5月の米消費者物価指数(CPI)がおおむね予想通りの内容だったため、インフレ加速への懸念がやや後退し買いを集めた。
主要産油国のサウジアラビアが増産を検討していると伝わったことなどを受け、原油先物相場が反落。
5月のCPIは全体指数が前月比0.6%上昇と市場予想(同0.5%上昇)をやや上回ったが、エネルギーと食品を除くコア指数が同0.2%上昇と予想に一致。
原油高などを受けCPIが大幅に上昇するのではないかという見方が一部にあったこともあり、ほぼ予想通りの結果に安心感が広がった。
S&P500種株価指数は20.16ポイント高の1360.03。業種別S&P500種指数は全十業種が上昇。
「素材」や「消費循環」、「金融」、「情報技術」の上昇が目立った。
売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約12億2000万株(速報値)、ナスダック市場は約21億株(同)。
6月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)は前月の確報値から低下し、市場予想も下回ったと伝わった。
ただ消費者心理の悪化は織り込み済みと受け取られ、株式相場への影響はひとまず限られている。(08:48)NIKKEI NET
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