東証大引け・反発――円高一服と堅調な相場で安心感広がる
東証大引け・反発――円高一服と堅調な相場で安心感広がる
平成20年4月7日
日経平均株価(円)
日付 始値 ..........高値 .........安値 ..........終値 .........前日比
07日 13,240.56 13,485.90 13,228.86 13,450.23 ▲ +157.01
円相場(1ドル=円)
日付 時間 ..相場 .................前日比
07日 18:54 102.60-102.62 ▲ +0.30 (円安)
円相場(1ユーロ=円)
日付 時間 ..相場 .................前日比
07日 18:54 161.24-161.26 ▲ +0.40 (円安)
東証大引け・反発――円高一服と堅調な相場で安心感広がる
7日の東京株式市場で日経平均株価は反発。
大引けは前週末比157円1銭(1.18%)高の1万3450円23銭だった。
取引時間中は外国為替市場で円相場が1ドル=102円台半ばで推移し、円高・ドル安の進行に一服感が広がったとの認識からソニーなどハイテク株の上昇を支えた。
国内景気指標の発表後も堅調な相場展開になっていたことで、買い戻しが顕著になり、一時は1万3500円にあと15円程度まで接近する場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)も反発し、きょうの高値圏で大引けとなった。
4日に米労働省が発表した3月米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月と比べて8万人減少したことが米国の景気後退を意識させ、朝方はトヨタや新日鉄など主力株に売りが先行した。
ただ下げ幅は小さく、1万3200円台を一度も割り込まなかったことから次第に相場の底堅さが意識され、上げに転じた。
新日鉄と豪英系資源大手BHPビリトンの間で08年度の鉄鋼原料用石炭の価格が07年度と比べて約3倍に引き上げられるとの5日付日本経済新聞朝刊の報道を手がかりに、資源に権益を持つ三菱商や住友鉱といった銘柄に物色の矛先が向かった。
アジア各国の主要株価指数が堅調だったことも相場を支えた。
14時に内閣府が景気動向指数を発表し、基調判断を下方修正した。
市場では「発表を受けて下げると見込んでいた売り手がその後も堅調な相場展開を見て慌てて買い戻した」(国内証券)との見方が聞かれ、14時台には上げ幅がさらに広がった。
東証1部の売買代金は概算で2兆1515億円。
売買高は同18億3210万株。値上がり銘柄数は1169、値下がりは445、変わらずは112だった。
三井物、丸紅といった商社株が堅調だった。
三菱UFJ、三井住友FG、野村、キヤノン、東エレク、アドテスト、ホンダ、日立、菱地所、ソフトバンクも買われた。
半面、新日鉄や住金といった鉄鋼株が軟調だった。
コマツ、ニコン、東電、大和、住友信、コナミ、ファストリも売られた。
朝方から下げていたトヨタやみずほFGは変わらずだった。
東証2部株価指数は反発。朝方は安く始まったが、その後上げに転じ、じりじりと上げ幅を広げて高値引けとなった。
アライドHD、STECH、日精機が上げた。半面、春日電、トウアバ、Jブリッジが下げた。〔NQN〕(15:34)
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