東証大引け・大幅続落 円高と米金融不安を嫌気、22日以来の安値
東証大引け・大幅続落 円高と米金融不安を嫌気、22日以来の安値
平成20年2月29日
日経平均株価(円)
日付 始値 .........高値 ..........安値 ..........終値 ........前日比
29日 13,735.44 13,738.56 13,533.25 13,603.02▼ -322.49
円相場(1ドル=円)
日付 時間 ..相場 ..................前日比
29日 20:01 104.22-104.24 ▼ -2.17 (円高)
円相場(1ユーロ=円)
日付 時間 ..相場 ..................前日比
29日 20:01 158.50-158.53 ▼ -2.12 (円高)
東証大引け・大幅続落 円高と米金融不安を嫌気、22日以来の安値
29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落。
大引けは前日比322円49銭(2.32%)安の1万3603円2銭で22日以来の安値となった。
約2年9カ月ぶりの円高・ドル安水準や28日の米株安を嫌気し、トヨタやソニーなど輸出関連株を中心にほぼ全面安となった。
米国の金融不安の再燃を受け、銀行株の下げも目立った。
日経平均の下げ幅は400円近くに達する場面があった。
東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が28日の議会証言で中小金融機関の破綻の可能性に言及したことや、米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の2007年10―12月期の大幅な赤字決算を受け、いったん後退していた信用収縮懸念が再び高まり、投資心理を冷やした。
原油高による採算悪化懸念から、海運株や石油元売り株、ゴム株への売りも目立った。
14時発表の1月の新設住宅着工戸数は減少率が市場予想平均より小さかったため、住宅株の一部が上げに転じたが、全般への影響は特にみられなかった。
今週の日経平均は週初に400円あまり上昇し、27日には約1カ月半ぶりに1万4000円台を回復したが、29日の大幅安で、週間の上昇幅は結局102円にとどまった。
東証1部の売買代金は概算2兆3628億円、売買高は同19億7982万株で、いずれも低水準だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1410、値上がりは247、横ばいは66だった。
みずほFG、三菱UFJが安く、三菱商、新日鉄、商船三井、コマツが売られた。
東エレク、シャープが下落し、ケネディクス、クリード、パシフィックといった不動産関連の下げが目立った。
半面、アサヒ、キリンHD、ヤクルトが高く、KDDIは続伸。ハウスが上昇した。
東証2部株価指数は3日ぶり反落。
オリコ、中央電が下げた。
半面、オーミケン、トーセイが上げた。〔NQN〕(15:44) NIKKEI NET
(-。-;) ふぅ・・む これでも週間では102円の上昇・・・
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