東証大引け・小反発――午後伸び悩むもハイテク株が堅調
東証大引け・小反発――午後伸び悩むもハイテク株が堅調
平成20年2月18日
日経平均株価(円)
日付 始値 .........高値 ..........安値 ..........終値 .........前日比
18日 13,627.31 13,822.45 13,627.31 13,635.40 ▲ +12.84
円相場(1ドル=円)
日付 時間 ..相場 .................前日比
18日 18:31 108.29-108.31 ▲ +0.03 (円安)
円相場(1ユーロ=円)
日付 時間 ..相場 .................前日比
18日 18:31 158.43-158.47 ▼ -0.14 (円高)
東証大引け・小反発――午後伸び悩むもハイテク株が堅調
18日の東京株式市場で日経平均株価が小反発した。
大引けは前週末比12円84銭(0.09%)高の1万3635円40銭だった。
前週末に発表された2007年10―12月期の国内総生産(GDP)の結果を好感する流れが続き、新日鉄やトヨタといった主力株に加え、企業提携や工場新設が報じられたハイテク株が買われた。
ただ節目となる直近高値に迫る水準では戻り待ちの売りが出て、午後に入って日経平均は伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。
シャープと太陽電池開発で提携し、共同出資会社を設立すると伝わった東エレクが朝方から買われ、半導体製造装置関連の需要拡大の思惑からアドテストも大幅に上昇した。
新世代DVDの「HD―DVD」から事実上撤退すると伝わった東芝は、NAND型フラッシュメモリーの新工場建設と併せて「選択と集中を進めている」との見方から買いが優勢だった。
こうした個別銘柄の材料を好感する動きが出てきたことで株式市場の地合い好転を指摘する声も聞かれた。
半面、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連の損失拡大が伝わったあいおい損保が急落するなど、業績に与える影響には敏感な反応が見られた。
この影響で保険株や銀行株はさえなかった。
東証1部の売買代金は概算で2兆4142億円。
売買高は同21億6535万株。値上がり銘柄数は957、値下がりは681、変わらずは90だった。
コマツ、三菱重、ソニー、キヤノン、JFE、住友鉱、ソフトバンクが上げた。
半面、三菱UFJ、みずほFG、三井住友FGといった大手銀行株が下げ、三菱商、三井物、商船三井、郵船、松下、シャープも売られた。
東証2部株価指数は4日続伸。
午後に入って上げ幅をさらに広げ、高値圏で引けた。
アライドHD、STECH、井上工が上げた。
半面、SHOEI、ニイウスコー、フマキラが下げた。〔NQN〕(15:27)NIKKEI NET
( ̄∩ ̄# まぁ 上がったから ね