東証大引け・急落――米景気後退懸念で今年2番目の下げ幅
東証大引け・急落――米景気後退懸念で今年2番目の下げ幅
平成20年2月6日
日経平均株価(円)
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
06日 13,548.53 13,552.19 13,099.24 13,099.24 ▼ -646.26
円相場(1ドル=円)
日付 時間 相場 前日比
06日 20:09 106.49-106.50 ▼ -0.49 (円高)
円相場(1ユーロ=円)
日付 時間 相場 前日比
06日 20:09 155.64-155.65 ▼ -2.74 (円高)
東証大引け・急落――米景気後退懸念で今年2番目の下げ幅
6日の東京株式市場で日経平均株価は急落。
大引けは前日比646円26銭(4.70%)安の1万3099円24銭で、前日から2日間で760円下げ、1月28日以来の安値となった。
米景気の後退懸念で5日の米株が今年最大の下げ幅を記録したため、リスク許容度の低下した海外投資家からハイテクや銀行など幅広い銘柄に見切り売りが出た。
オリックスやバンナムHDなど2008年3月期通期の業績予想を下方修正した銘柄には売りが膨らみ、投資心理を一段と冷やした。
東証株価指数(TOPIX)も急落。1月28日以来の1300割れとなった。
日経平均の下げ幅は1月22日(752円安)に次いで今年2番目の大きさだった。
米金融保証会社(モノライン)の格下げ懸念で5日の米市場で金融株が売られた地合いを引き継ぎ、三菱UFJやミレアHDといった銀行・保険株の下げが目立った。
米国発の世界景気後退で資源価格が下落するとの見方から、鉱業株や非鉄金属株も大幅安となった。
米大統領予備選の結果を見極めたいとのムードが強まる中、大引けにかけてはヘッジ目的とみられる売りが株価指数先物に出て日経平均は安値引けとなった。
東証1部の売買代金は概算2兆8748億円、売買高は同25億822万株。
東証1部の値下がり銘柄数は1650で1月22日(1682)以来の多さだった。
値上がりは60、横ばいは15だった。
ソニー、松下、ホンダが下げ、三菱商、三井物、新日鉄、住友鉱、石油資源が安い。
みずほFG、野村が下落し、オリックスやバンナムHDは値幅制限の下限(ストップ安)で比例配分された。
冷凍食品事業の統合計画の白紙撤回を発表したJTと日清食は下げた。
半面、トヨタ、ニコン、クラリオン、三菱ケミHDが上昇し、アサヒが高い。
東証2部株価指数は続落。
オリコ、STECHが安い。
半面、フマキラ、日新糖が高い。
福証上場できょうから東証2部に重複上場となったリックスは、東証では基準値(1050円)を147円下回る903円で引けた。〔NQN〕(15:28) NIKKEI NET
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