東証大引け・大幅反発――モノライン増資完了で投資家心理改善
東証大引け・大幅反発――モノライン増資完了で投資家心理改善
平成20年1月31日
日経平均株価(円)
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
31日 13,227.48 13,622.68 13,154.77 13,592.47▲ +247.44
円相場(1ドル=円)
日付 時間 相場 前日比
31日 20:07 106.43-106.45 ▼ -0.21 (円高)
円相場(1ユーロ=円)
日付 時間 相場 前日比
31日 20:07 158.14-158.17 ▲ +0.64 (円安)
東証大引け・大幅反発――モノライン増資完了で投資家心理改善
31日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発した。
終値は前日比247円44銭(1.85%)高の1万3592円47銭だった。
格下げ懸念が浮上していた米金融保証会社(モノライン)、MBIAに対する投資ファンドの資本出資が完了したと伝わったことで投資家心理が改善。
幅広い銘柄が買われる展開となった。
月末の運用成績を意識した機関投資家の買いが入ったとの見方も多かった。
東証株価指数(TOPIX)も反発。
前日の米国では0.5%の大幅な利下げが実施されたが、モノラインのFGICが格下げされ、MBIAなどの格下げ観測が浮上したことで金融不安が台頭して株式相場が反落。
東京市場では銀行株などに売りが先行し、日経平均は一時1万3100円台半ばまで下落した。
しかし、MBIAの増資完了が伝わった10時ごろから急速に戻した。
後場は下落する局面もあったが、香港株式市場で一時急落したハンセン指数が底堅い展開となったことなどをきっかけに再び上昇に転じ、日経平均は一時1万3600円台前半まで上げ幅を拡大した。
東証1部の売買代金は概算で3兆210億円で、4営業日ぶりに活況の目安とされる3兆円を上回った。
売買高は23億9283万株。値上がり銘柄数は1502、値下がりは178、変わらずは48だった。
個別銘柄では前場に下落していたみずほFG、三菱UFJが上昇して取引を終えた。
トヨタ、ソニー、ホンダ、新日鉄、三菱商、コマツ、菱地所、三井物も高かった。
半面、子会社が販売した中国製冷凍ギョーザの中毒問題でJTが売られたほか、キヤノン、三井住友FG、住金、商船三井、JFE、NTTドコモ、野村、住友信、リコーも下落。
2008年12月期の大幅減益見通しが嫌気された中外薬は終日売り気配で推移し、大引けに値幅制限の下限(ストップ安)で比例配分された。
東証2部株価指数は3日続伸。
前引け時点では下落していたが、後場に上昇に転じ、じり高の展開となった。
個別銘柄では井上工、STECHが上昇。一方、オリコ、プリヴェ投資が下落した。〔NQN〕(15:37) NIKKEI NET
(´0ノ`*) ホ ホ ホ・・・今からよね