一人でお茶を

今日から二月。

１ヶ月間ブログを書く気になれず。

年末年始は気持ちが最悪。冬休み中の娘に色々と腹が立ち、怒りがコントロール出来ずに、しつけのつもりが暴言・罵詈雑言が止まらない・・・

少しの失敗や我が儘やおふざけを許せずにしつこく責め立て、あげく娘の涙を見てもなんの感情も湧かない。言い過ぎたとか娘が可哀想とかなんにも感じない。

あぁ、これは末期だー私自分で自分を止められない。娘のやることなすこと気にくわないのは、娘のせいじゃない。怒りの根っこは自分の中にある。でもそれはなんなの？

一生懸命自分を大事にして、自分の望みを叶え続けてきたつもりだけど、自分の子供一人大事に出来ないなんて。どうしたら良いんだろう。

瞑想したり自分自身に感謝したり、神仏に祈ったり、色々なブログや本を読み漁ったり、何か気づきやヒントを得ようと必死だった。でも苦しさは変わらない。

元旦は夫と娘だけ夫の実家にいかせ、一人で寝ていた。母が亡くなったことと風邪っぽいのを理由にして。本当は夫の兄嫁が苦手で顔を会わすのが面倒くさかったのだ。罪悪感はないけど、なぜか何もかも嫌で辛くて泣きながら横になっていた。シロンも横で静かに寝ていた。

うふ～ん

夜には娘と夫が持ち帰ってきた蟹やお節を食べた(笑)美味しかった。

そんなこんなで気持ちが低空飛行なまま娘の学校が始まり、学校で娘とお友だちのトラブルにもやもやしたり、夫の言葉にキレたり八つ当たりしたりの日常も始まった。

そして今、やっと気持ちが穏やかになっている。怒りながらも夫の手も借りて母と私の荷物を大量に処分し、家の中が少しずつすっきりしてきたこと。物理的に娘と接する時間を減らそう！と心に決めたこと。この二つが効いているよう。

物を捨てるのはエネルギーを使う。長年刷り込まれた罪悪感との闘い。それが自分のものではなく長年母が溜め込んだもの、しまい込んで使わずに不要品となったものだとなおさら、なんで私が？なんで私ばっかり？と怒りが湧いてまた疲れる。こんなにモノが詰め込まれた空間で生活していたのね～私って愛されていなかったのね～といらん想いも湧いてくる

それでも空いた空間を見ると気持ち良くなる。掃除も簡単になって、自分の好きなものを並べられるのが嬉しい

娘も最初の１週間くらいは学校に行きたくない～と私にベッタリだったのが、自分から放課後の子ども教室(学童とは別に無料で参加でき、夕方まで校内で遊んだり宿題をするのを複数の大人に見守って貰える市のありがたーいサービス)に毎日「行く♪」と言い出した。

おかげで最近は17時のお迎えの時間まで自分のペースで行動できる。本当にこれはありがたい！

自分で決めたら不思議と本当に娘との時間が短くなった。その分一緒にいる時は優しい気持ちで対応出来るようになってきた。

私がシロンに話しかけると、娘はずっと焼きもちをやいていた。　

「ママ、シロンに言うみたいに可愛い声で話して～可愛い声で言われたらなんでも言うこと聞いちゃうのに～」と何十回も言われ・・でもイライラし過ぎてどうしてもそれが出来なかった。それがいつの間にか娘にも穏やかに話せるようになっていた。

片付けをしながら写真を整理すると、娘が赤ちゃんの頃とおんなじ顔で笑えた。同じ顔のままこんなに大きくなって、こんなに色々するようになって・・・娘が愛しいという気持ちが甦った。

こんな私を「ママ大好き」と毎日ぎゅっとしてくれてありがとう。可愛い寝顔を見せてくれてありがとう。

もうママはあなたとがっぷり四つに向き合わないよ。お互いに楽しく過ごそう。

私がはまっていたNARUTOのコミックを倉庫から引っ張りだしてきて、大興奮して読んでいる最近の娘。まさか親子で同じマンガを好きになるとは思わなかった。また誰かとNARUTOの話が出来るとは思わなかった。時が流れるって面白いな。

そんなことを思いながら、今日はハーブティーと我慢していたポテトチップスを楽しんでいる。