少し古いお話ですが、「年金通帳」の導入を断念する
というニュースが流れていました。
政府、年金通帳導入断念へ 費用膨大で政権公約撤回
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011100201000603.html
(通信社Webサイトの記事のため、時間経過により
リンク先が削除される可能性があります)
正直なところ、「年金通帳」自体が無理がありすぎる案でしたので、
これを断念すること自体は当然のことかと思います。
おそらく、多くの方々が同様に思っていらっしゃるのではないか
と思います。
問題はそれではなく、その代用として、
「年金記録をインターネットで閲覧可能とする」
としている点です。
現在、年金記録の殆どは日本年金機構が管理する大型コンピュータに
保管されていますが、このデータベースは、基本的に外部ネットとは
繋がっていません。
各年金事務所の窓口にある端末(WM)とは独自回線で繋がれています。
そのため、現在は簡単に外部へ漏れるという事態は避けられています。
しかし、この情報を直接インターネットに繋げれば、どんな形であれ
漏洩する可能性は間違いなくあるでしょう。
この日本年金機構が管理しているデータはどのようなものでしょうか。
お名前、ご住所、生年月日(年齢)は当然のことながら、
それ以外にも、過去の勤務履歴、その給与額、家族構成(扶養関係)、
預金(貯金)口座番号、年金受給者は年金額…等々、
おそらく日本国内にあるデーターベースの中でも、
第1級の個人情報が満載のデータです。
このようなデーターベースを直接インターネットに繋げる危険性は
私が言うまでもなく、ネット利用者であればおわかり頂けると思います。
ずっと阻止の話ばかりで私も厭なのですが、
やはり、このような暴挙は阻止しなければならないでしょう。