「厚生労働白書」がupされたようです。

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/index.html

とりあえずは概要をお読みいただくことになるかと思いますが…。

(本文は量が多すぎますので…(苦笑))


私個人が気になるのは、社会保障に関する国民の意識。

「医療・年金等の社会保障構造改革」が第1位で、

「雇用・労働問題」は第4位、

「少子化対策」は第10位。

本当に、それでいいのでしょうか?

現在の年金制度であるかぎり、現役世代への対策ができれなければ制度の維持は不可能ですし、現役世代のうちにしっかり貯蓄ができなければ、老後の生活は成り立たなくなります。

まして、今後制度を支えて下さる子供達が減っていけば、当然に制度は破綻します。

また、もし年金財源を消費税に求めるのであれば、消費できるだけの収入を得られなければ、やはり制度は破綻します。


2章にありますように、非正規従業員の増加など、現在、現役世代が十分な収入を得ることができないために様々な問題が生じていることが社会問題化している中で、老後の生活ばかりを気にするのはいかがなものか?と思わなくはないのですが…。

特に若年層の非正規化には早急な対策が必要なのではないか?と思います。

また、出産・子育てに関する問題にも注目すべきでしょう。

全ては一連のことと思います。


それはそれといたしまして、やはり社会保障は所得の再分配であるという意識を国民全体に認識していただく必要があるように思います。

高い保険料を掛けたのだから当然に保障も大きい、という考え方は社会保障にはなじみません。

どうも最近、年代・世代・性別を問わず、自分のことしか考えない人が増えてしまっているように感じます。

図表4-1-24-1-3を見ていると、その傾向が顕著なようにも思えます。

制度の問題ではなく、日本の将来が不安になってしまいます…。


御参考までに。

同日にupされた「高齢期における社会保障に関する意識等調査報告書」

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/08/h0805-1.html