いよいよ、「ねんきん特別便」の最終段階に入ります。
今日6月23日から10月にかけて、いままで送られてこなかった方、つまり社会保険庁で年金記録の抜けが確認できなかった方で、まだ年金を受け取っていない方々へ送られてきます。
社会保険庁で記録に抜けが確認できなかったといっても、それは記録が完全であるという保証はありません。
「ねんきん特別便」が届かれましたら、必ず御確認下さい。
今現在どこかにお勤めをされていらっしゃる方につきましては、お勤め先の会社へ従業員全員分がまとめて送られてくる可能性があります。
これは、社会保険庁からのアンケートに対し、自社で対応するという非常に御奇特な(笑)お返事をなさいました事業所様の場合です。
社会保険庁の発表では、この事業所様(=会社)は22.3%、被保険者(従業員様)レベルで55.7%ということです。
つまり、お勤めされていらっしゃる方の過半数の方が、会社から「ねんきん特別便」を受け取られることとなります。
「ねんきん特別便」が会社に届かれましたら、会社の御担当の方が各従業員様に「ねんきん特別便」を配布しなければなりません。
しかし、「ねんきん特別便」の内容は非常にプライバシーにかかわるものですので、万一違う方へ渡してしまうとトラブルになる可能性があります。
会社では全従業員の方へ「ねんきん特別便」を間違いなく配布し、またそれを全て回収して社会保険庁へ返送するという重い責任とめんどうな仕事が増えてしまうことになります。
ここで回収・返送ができず、訂正すべき記録が訂正できなかった場合は、社保庁はその責任を会社に押し付けてくる可能性もあります(現に、御本人様の年金記録に抜けがあって、社保庁にも記録がないものは、社保では「当時の事業主様からの手続きがなかったから」という認識になっています)。
責任転嫁もよいところですが、従業員様の福利厚生のためにもキチンとご対応いただくしかありません。
また、ここで不適切な対応をしてしまっために、遠い将来、適正な年金額を受け取れなかったと訴えられるなどという可能性も否定しきれませんので、
企業防衛としてもおろそかにはなさらないよう十分に御注意下さい。
現在、御勤めをされていない方(自営業・専業主婦・学生等)と、勤務をされていらっしゃる方で会社へ送られなかったにつきましては、御自宅へ緑の封筒で郵送されます。
会社にしろご自宅にしろ、実際にいつ届くのか具体的な日程は未定です。
「ねんきん特別便」は各社会保険事務所から送られていますので、管轄事務所での事務処理の具合次第ということになりそうです。
「ねんきん特別便」の内容そのものは今までと変わりません。
受け取られましたら、必ず記録に抜けがないかどうか御確認下さい。
この時期に受け取ったからといって、抜けがないという保証は全くありません!
むしろ、社保でも確認できなかったのですから、より重症である可能性もあります。
チェックポイントにつきましてはこちら↓をご確認ください。
http://www.oogami-sr.com/tokubetubin.html
御確認をなさって間違いがなければ加入記録回答票
http://www.oogami-sr.com/tokubetubin-kaitouhyou-4.pdf
の「漏れや間違いがない」に○を御記入いただき会社へ御提出下さい。
会社から「ねんきん特別便」を受け取られました方は、御自身で直接社会保険庁へ送り返すことはなさらないで下さい。
会社からまとめて返送することになっています。
もしも記録に漏れや間違いがありましたら、社会保険事務所へお問い合わせ下さい。
今のお勤め先のこと(例えば入社日が違うなど)以外で、会社の御担当の方に聞かれましても、御返答いただくことは難しいと思われますので、会社内での御問い合わせは御遠慮下さい。
ただ、現在はどこの社会保険事務所も大変込み合っています。
3~4時間待ちということもザラにありますので、その御心積もりでお出かけ下さい。
御電話での御問い合わせでは解決しないこともありますので、できれば直接、社会保険事務所へ行って下さい。
今そのような時間がないということでしたら加入記録回答票の「漏れや間違いがある」に○を御記入いただき、その下の欄に内容を書いて御提出下さい。
後日(数ヶ月後)、訂正した年金記録が送られてきますので、もう一度御確認下さい。
それでも間違いがあれば、社会保険事務所で御問い合わせ下さい。
パート・アルバイトでも厚生年金に加入していることがあります。
短期間だったといってもおろそかにはなさらないで下さい。
何度も繰り返しますが、御自身の記録を完全に整備できるのは御自身しかありません。
ここでキチンと対応せず、結果受け取る年金が少なくなるのは、他の誰でもない御自身です。
必ず間違いがないようにチェックいたしましょう。