イスラエルの歴史はかなり複雑だ

古代聖書に登場するサウル、ダビデ、ソロモン

ソロモン王が死んだ後の分裂

アッシリアとバビロニアによる滅亡より

隷属させられたユダヤ人

そしてローマの支配と聖地の破壊による離散

キリストを殺した者たちとしての差別と迫害

その中で形作られた彼ら独自の金融業

14世紀にはペストを撒いたとされ虐殺

19世紀末には東欧やロシアで集団虐殺が激化

身を守る為にシオニズム運動が始まり

その最中ナチス・ドイツの悪名高いホロコーストが起き

英の三枚舌外交で歪んだ国家イスラエルが誕生し今も続くパレスチナ問題を始めとする中東の諸問題が起きている

ユダヤ教は

イスラム教やキリスト教と決定的に違うのは

ユダヤ人の為のユダヤ人による宗教で

改宗=ユダヤ人となる事である為にそのハードルはかなり厳しい

そう言う意味ではナチス・ドイツ以上に選民思想が強い

その為にイスラム教やキリスト教は

外から見れば同じアブラハムの宗教の派生だが

ユダヤ教から見たら全く異なる信仰宗教でしかない

ユダヤ人は1、2世紀から近代迄迫害の歴史の中で生きてきた

けれど民族宗教である為に変容と分派はそれ程しては居ない

それでも現在のイスラエルのユダヤ教徒は

超正統派

現代正統派

保守派

改革派

そして世俗派に分かれている

現在政権を持っているネタニヤフ首相は

超正統派と組む事で政権を維持している

しかし

この超正統派は大きな問題を持っている

それは懲役免除と言う特権を行使し続けてる事だ

彼らはイラン攻撃を強力に支持する事で

懲役免除を勝ち取っている

イスラエルは国民皆兵の国

その中で懲役免除は大きな特権だ

これがイスラエルの中で国を二分するほどの問題と成りつある

今イスラエルは

パレスチナ、イラン、レバノンを攻撃している

中東の武装組織

イスラム教のヒズボラを筆頭とするシーア派勢力

スンニ派であるアルカイダやIS

パレスチナのハマスやフーシ派とも戦闘を繰り返している

イスラエルの人口は1000万人を少し超える程度

アラブ人その他で約30%

ユダヤ人は700万人ほどでその中で13〜4%が超正統派だ

これだけの人が懲役を逃れているのは

それ以外の人々の反感を買うのは当然だ

しかし

戦闘を強固に進めるには彼らの力が必要不可欠

彼が離れる前に攻撃をしないと権力基盤すらなくなる首相や国防大臣

だからこそ

アメリカの停戦宣言中にレバノンを攻撃している

イスラエルにとって

イスラム教やアラブ人は敵であった方が

宗教だけでなく国家維持の為にも必要である程のに

イスラエル国内も揺れている