鎌倉二十四地蔵尊 第九/十番・建長寺

第九番 建長寺 天平地蔵尊
建長寺が建てられる以前、この地は〝地獄谷〟とよばれ、罪人の処刑場になっていました。そのため、この地には地蔵菩薩坐像を本尊とする伽羅出陀山心平寺がありました。この寺は、のちに衰えて地蔵堂だけのこっていましたが、いまは横浜の三渓園にあり、本尊の地蔵さんは、建長寺の仏殿に千体地蔵とともに安置されています。

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「心平寺地蔵尊」が安置されている「仏殿」
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暗くてうまく撮れませんでした。


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第十番 建長寺 済田地蔵尊
この心平寺、本尊にまつわり〝済田地蔵〟の話が有名です。無実の罪で斬首されようとした済田佐衛門金吾は、日ごろ信仰していた一寸八分の地蔵尊の身代わりで救われました。そのかわり、地蔵の背にはくっきりと刀傷がのこりました。左衛門は感謝して小像を心平地蔵の頭中におさめ、さらに建長寺が創建されると、仏殿本尊の胎内に移しました。現在は別のところに安置されています。(以上、建長寺HPより抜粋)
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済田地蔵は、残念ながら公開されていませんでした。



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