A君「休日出勤が始まった(年に数回程度)。残業を一時間もさせられる。定時に帰れない。」
などの明らかに一般サラリーマンが聞けばあきれるような愚痴です。しかもこれらを真剣に悩んでいるのです。これらの愚痴は以前よりはるかにレベルが低いものになっていました。A君はどんどん奴の罠にはまっているのです。私も正直あきれましたが一つ私と共通する部分があったのです。それは仕事が合わない・・・と言うことなのです。なぜかA君とその話題で盛り上がってしまいました。スイッチが「カチン!」と入ったごとく。
これは完全に奴がとる行動の一つの理解を求めるという仲間の増殖の罠にはまっていたのです。なぜならA君といたこの数時間が楽で話が合ったのです。
「なんか久しぶりに楽しかったな~、すっきりしたな~」という感じでした。
この日を境になぜか私は会社でのストレスを今まで以上に感じるようになり、嫌なことがあるとA君と会うようになってしまったのです。これは奴が来たサインです。ストレスを今まで以上に感じるようになったのはまさに奴がやって来たのが原因と考えられます。なぜか不思議と今まで嫌に感じなかったものまで嫌に感じるようになっていったのです。その分ストレスもどんどんかかります。そしてそれらの事をまたA君と会って愚痴るわけですから何が正しくて何がおかしいのかも麻痺していました。この時、自分が間違った方向に向かっているなど全く思いませんでした。更に私はA君が言っていた「一時間も残業させられた」という呆れるような愚痴を今度は私が言っていたのです。この時の私ときたら本当に酷いものでした。自分のビジネスも殆どやる気を無くしていたのです。A君と愚痴を言ったり遊んでいた方が楽しいので「今日は仲間が何とかやってくれるだろう。」と考え事務所にも殆ど行かなくなってしまったのです。そして気がつけば顔を出すだけとなっていったのです。これは私に「良い話には顔を覗かせろと!」と奴が言っていたのかもしれません。そしてA君と同様に周囲が変ってきました。まずビジネスパートナー達と何かともめるようになってきました。私の考え方や言葉が変っていったのでこれは当然のことです。経営のことやプライベートのことまで何かギクシャクしてきました。
B君「今日も来ないのかい?」
私 「あ、ああ・・ちょっと最近疲れててね・・・」
B君「それは解るけど、でも今日は大切な話をするから
来てくれないか?」
私 「・・・でも今日は止めておくよ・・・」
B君「そうか・・今週の日曜日は結構仕事が入っているから頼むよ。」
私 「・・・悪いけどちょっと休ませてくれないか。」
B君「どうしたんだ?何かあったのか?」