★仲間を応援しようとする(検証編)



私達は新たなビジネスを地元でスタートさせるため、準備に取りかかっていました。当初は資金の余力が少なかったので、B君の自宅を事務所として使い、市場調査・集客方法・営業・備品購入などを進めました。

目まぐるしいスピードで毎日が過ぎていき開業日まであと一ヶ月とせまった頃、私は次の会社へ勤務する日を迎えました。

初出勤の日、私は緊張した心持ちで出社しました。

すると

私の直属の上司となる人物に個室へ呼び出されました。

上司「ちょっと、君に話しておかなければならいな事があってね。」

私 「何でしょうか?」

上司「これから君にやってもらう仕事なんだけど、実は入社前に話していた仕事内容とは

少し変りそうなんだ。いや~、君の職務経験を見ていたから期待していたんだけどねー。上からの指示だから仕方がないんだ。」

私 「そうですか・・・」

上司「それで、ちょっと言いづらいんだけど、お給料も少し変更が・・・。」

私 「え!?」

前職の経験を活かせないため給料も下がり

来る日も来る日も安い賃金で慣れない仕事に追われました。

しかしこのご時世ですから、今更文句を言う余裕はありません。

それに、新しいビジネスのスタートでプーちゃんと親密度抜群だったので、くよくよと愚痴もこぼすことなく

「とにかくやるしかない・・」

そう思い働きました。

そして、仕事を終えると開業の準備をしている皆の所へ行き合流します。

私は当面、アフターファイブと休日は
全てビジネスに注ぐことに決めていました。

そんな努力を続け、なんとか開業を向かえましたが初日のお客さんは

たった一人でした。

更に翌日から全くお客さんが来ないという
最悪の事態が発生しました。

「何とかしなければ・・」

「どうすればお客さんが来るのだろうか?」

「やれることを全部しよう!」

明らかにA君とビジネスをしている時には聞くことが出来ない意見が3人の口から出てきます。

そして気が付けば誰かの指揮が下がりそうになると、残りの2人が励ますという状態となっていました。

3人それぞれのプーちゃんが助け合っていたのでしょう。


C君「やっぱり宣伝が足りないよな」

私 「残りの資金を考えると宣伝費に
お金をかけるわけにはいかないなー」

B君「それじゃあ、自分達でチラシを作成してポスティングを始めよう!」


すぐにチラシを作成し、無我夢中でひたすらチラシを配り続けました。

朝も昼も夜も交代で一日中誰かが
チラシを配っている状態を作ったのです。

その結果お客さんがポツポツと入り出し、流れが良い方向へ動いているのが実感できました。そうなると、自然に新しい案や企画を思いつき、どんどんと積極的な行動をとるようになりました。

これだけでも、充分プーちゃんの力をもらっていますが、本当にプーちゃんの力に助けられるのはこれからです。