困難に直面したとき、人は、すべてが上手に行きますようにと神に祈る。普段ははそれほど信心深くない人でも、困ったときは普通神に祈る。
日本語では、そうした状況についての諺が幾つかある。一つは「困ったときの神頼み」である。この諺は、インドネシア語に翻訳すれば、「Saat mendapat kesulitan, baru minta tolong kepada Tuhan」とでもなるのだろう。もう一つは「他力本願」(たりきほんがん)、または「mengandalkan pada kekuasaan orang lain」である。
これら二つの諺は、「そうあってはならない」という同じことを言い表していると思う。努力せずに祈っても無駄である。そして、逆もまた真なりだ。私達は当然神に祈るのだが、自分で努力することも忘れてはならない。
そして、このことこそまさに今わたしがやろうとしていることだ。