※2年前のレビューです。

 

ゲスオト(通称ゲス)。2014年前半間違いなく嵌っていたバンドといえるだろう
ゲスを知ったのは、CSチャンネルのパワープレイだったと思う。何度か注目されていたが、私がヒットしたのは「キラーボール」であり、それがゲスを好きになったきっかけである。そして2nd mini albumである今作「踊れないなら、ゲスになってしまえよ」を借りて全曲聴くと、捨て曲ほぼなし!ほぼ完ぺきという、嬉しい驚きがあった。


最初、このアルバムがピークで傑作であり、次作への期待はそれほど無かった。しかし後に、この自分の判断は覆される。その話はまた別の機会に。。。

とにかくこれは一枚通して聴ける、聞きやすさのあるアルバムである。BGMとしてもいい。そういうアルバムは他アーも含め意外と少ないし貴重である。今時のバンドKANA-BOONやクリープハイプにも何となく似ている部分を感じる面白いバンドである。
口ずさみたくなるキャッチーさは武器。メロディの繋ぎ、変化も才能あふれる斬新でいて自然できれいな流れ。特徴はプログレ?っぽさとクラシックの融合、そこに入るヒップホップの要素「ラップ」である。その時折刺さる言葉・フレーズに踊れるメロディのタッグに新しさを感じた。

メンバー男女4人の声が随所に入っている。休日課長の野太い声と絵音の細くペラペラと流れる柔らかい声、高く面白いちゃんマリの声と色っぽいいこかのボイスがいい感じに合わさる。

キャラクター的にも技術的にも、器用さと知的さを醸し出している。個人的には④スレッドダンスと⑦ハツミがメロディアスで切なさもあり好き。(意外と歌詞も頭で追って聞くと味わいがある。恋愛系?!)


考え過ぎずに聞くとスカッとして元気のない時にゲスに救われた。音楽に助けられることはたまに(よく)あるけれどこのアルバムもその一つであった。


最後に、今年5月に某フェスで初めてゲスを観た。人も大勢集まりゲスに対する人気と期待度の高さをひしひしと感じた。アクシデントもあったが、楽しく踊れた。音楽性も固まりつつある中で今後どんな風にバンドを魅せていくのか注目である。