忍び 足で 襖に手を掛けて耳を 澄まし 気配を消し外へ いざ

住まば都と噂の城下へ
不敵な笑みを浮かべた姫が着物の裾をたくし上げたなら
周りの者は眉根を下げる

心踊る 世界

夢現か幻か 光り放つこの景色
眼にする物 触れる物
袖を引かれ 気を惹かれ
夢現か幻か 光り放つこの景色
時を忘れ 我忘れ
あれ陽が昇る

此処は 何処
辺りを見渡せば途に迷い
悪漢に囲まれ
袖を捲り 睨む

噛み付いたら離れない
雷様鳴るまでは
やれ喧嘩だ 諍いだ

高嶺の花 江戸の華
噛み付いたら離れない
雷様が鳴るまでは
餡蜜かな 隠蜜かな
さても判らず

一つ人世に竜巻き興し
後の歴史に語り継がれるよ一つ二つそれ餡蜜

今宵もまた嗤う

風の如く 火の如く
破天荒な振る舞いは
男勝り 神憑かり
命賭けて 地を駆けて
風の如く 火の如く
破天荒な振る舞いは
くだを捲かせ 風任せ
されど皆を

林の様に 和ませて
山の様に 涼ませて
悪を嫌う 奇を衒う
これ世の為人の為
林の様に 和ませて
山の様に 涼ませて
禪羽織り 酒煽り

今日も暴れり