ギャップ。

一見お嬢様風の清楚な女子が「夜の女豹」になるどころか、ロデオばりの暴れ馬を

乗りこなすミラクル。

逆にガングローリーな日焼け女子が「電気を消して」とささやくどころか、カチコチの

冷凍マグロだというミラクル。

女子にとってのギャップとは、男心をググッと掴む魔法だと言い伝えられてきました。

背が低いのに巨乳。スラリとスレンダーなのに怖がり。ド美人なのに足が臭い。

童顔なのにウンコが臭い。モデルなのに毛深い。なぜか小指の爪だけ長い。

と男子はどんなギャップでも喜んでガッツポーズをすると聞きます。

ギャップ=ZOKKONへの近道と言われています。


ですがそれは女子だけのもの。

男子においてのギャップとは時に恐ろしい結果をまねくことになります。

実際に私が遭遇した超絶ギャップの人がおります。


彼はそれはそれはトレンディーな顔立ちでした。W浅野も飛びつくような端正な顔立ち。

背は高く、鼻も高く、スタイルはデルモ並みでした(ノット体温計)

(あ、関係ないですがみなさんは鼻がでかいとナニもでかいという都市伝説をご存知

でしょうか?まさにその都市伝説を体現していた彼はとんでもないビックマグナムで

「これでノットエレクト状態?!」といった感じでした。

もしも彼にすでに奥さんがいるのならばきっと出産が楽だろうなぁなんてハッピーな

妄想が止まりません)

その恵まれた容姿とのギャップの数々をご紹介しておきます。

男子のみなさんはぜひメモをとって、男子のギャップはZOKKONへの近道どころか

遠回り、あるいは通行止め、最悪は迷子にすらなってしまうこ事を頭においていて下さい。


【ファーストギャップ】

モー烈にプロレスが好きだ

彼とお付き合いすることになり、記念すべき初デートの際の彼のチョイスは猪木Tシャツ

でした。しかも微妙にキャラクター化されたイラストによる猪木。

だったらまだ実写の猪木のほうがあきらめがついて良かった気さえする。

さらにスタイル抜群なだけにTシャツが小さくやや寸足らず。そのため猪木Tシャツの短所

だけが引き出される結果となる。

コーディネイトしたチノパンの寸も足りておらずダブルブッキングで非常に厳しい仕上がり

でした。こんなに悲しい男前を見たのは後にも先にもこの時だけです。

もちろんバックに入りきれずに飛び出している「週プロ(週刊プロレス)」もコーディネイトに

含まれるのは言うまでもないですね。

当時は獣神サンダーライガー氏が大好きだったので、今なら引越しは迷わず「プロレス運輸」

に頼んでいるハズです。


【セカンドギャップ】

でも情熱的

猪木Tシャツを着ていても、すべてにおいて寸が足りていなくても、やたらと情熱的です。

とにかくよく街中で抱きしめられます。猪木が私の乳にくっつきます。そのことが気になって

しょうがないです。

その辺はトレンディー側なようでした。出来ればそこはそちら側じゃなくても良かったハズ

だと思います。


【サードギャップ】

可愛いものが好きだ

遊園地などに行くと必ずパンダの乗り物などに乗ります。きっとパンダも頑張って小学5年生

まで乗せれる気持ちでやってます。

そこに20代後半の大きな男前がプロレスTを着てキャッキャと乗り込んでこようとは、想定の

範囲外の出来事です。

「写真撮って~」

私は最大級の苦笑いでシャッターを押します。河相我聞に似てるね」と言われた時以上の

苦笑いです。

それとは対照的に彼は最大級の笑顔です。蛍の妊娠を報告された時の田中邦衛以上の

笑顔です。

「なんで?少年みたいでキュンとくるじゃん?」という声が聞こえてきそうですがそんな

アナタは彼のTシャツのそでが、手の親指が隠れるほど長いのを想像して下さい。

思春期の女子だけが許される長めのそで。

軽いイラつきをおぼえてもいいですよね?


いやはや男前と付き合うってのは大変なことですね。

私はそれ以来いっさいがっさい男前とお付き合いすることは無くなりました。

きっと彼もあのような端正な顔に産まれてこなくても良かった「神様のイラズラ系」だと

信じて止みません。

格闘技好きそうな人が格闘技を好きで、フェミニンな人が可愛いものが好きで、鼻のでかい

人がナニがでかい。

そんな見た目のままのほうが安心します。ええ。



「ギャップのある人」に贈る一言

ライガーの必殺技についての力説は2度目のデート以降にして下さい。