最近、薬価の高い薬の承認が相次いでいます。
製薬会社の言い分は、最近の薬の開発は遺伝子や染色体分析になどの高度な研究になっていて、コストが非常にかかる。
この研究開発費を回収するためにも、薬価は高くならざるを得ない、というもの。
そこで、世界5大製薬会社が研究費にどれだけ使っているか、ざっと調べてみました。
(単位は10bで、ざっくり1.1兆円です。)
1位: Johnson & Johnson (米) 2016年 決算値
売上: US$ 71.9 b (約7兆9000億円)
研究開発費: US$ 9.1 b (約1兆円)
売上比率: 12.7%
血液癌治療薬のImbruvica, Darzalexが好調。
日本ではいずれも適応外薬。
2位: Roche (スイス) 2017年12月
売上: CHF 53.3b
研究開発費: CHF 11.3 b
売上比率: 21.2%
乳癌治療薬のハーセプチンやパージェタを開発してる会社です。(日本での製造販売は中外製薬)
3位:Pfizer(米) 2016年12月
売上: US$ 52.8b
研究開発費:US$ 7.8b
売上比率: 14.7%
急性リンパ性白血病治療薬 ベスポンザを開発してます。 日本で最初に抗PD1阻害薬 バベンチオの承認を得たのもこの会社。(メルク社と共同ですが。)
4位: Novartis (スイス) 2016年12月
売上: US$ 49.1 b
研究開発費: US$9.0b
売上比率: 18.3%
キメラ抗原T細胞免疫療法で最初に米国で承認をとったのが、この会社。
5位:Sanofi (仏) 売上: €33.8 b
研究開発費:€5.1 b
売上比率: 15.0%
ちなみに
トヨタは
売上: US$ 250.9 b ←巨大だ!!!
研究開発費: US$ 9.4b
売上比率: 3.7%
日本大手の武田薬品は
売上:US$ 15.7b
研究開発費: 2.8b
売上比率: 17.8%
やっぱり、製薬会社は研究開発費の負担が大きいという事は言えますね。