大阪市の発令式では、橋下市長の意向で、初めて君が代が斉唱されました。橋下市長は「君が代斉唱の時、きちんと手は横、気をつけ(の姿勢)」などと指導しました。


どうでしょう? 公務員が「天皇中心の世の中が千年も八千年も、苔のむすまで続きますように~」と歌うのは。。。

いや、国民(市民)の為に働いて欲しいのだけど、、、、と突っ込みたくなりませんか?


「君が代」という国歌は、太平洋戦争の時に、誰もかれもが国体(天皇制)護持の為に、絶望的な戦争の継続を強制された、という非常に微妙な歴史をもっています。 


批判しようものなら、強制連行、拷問が行われた歴史があります。


そういう異質な意見を許容しない文化が日本にはある、とは山本七平氏「空気の研究」を始め多くの方が指摘しています。


こう書くと、個人的に、「君が代」反対論者のように思われるかもしれませんが、個人的には、実は「君が代」を歌うのは、結構好きです。 特に、国立競技場なんかで代表の試合の時に、国歌斉唱があると、すごくワクワクします。

海外に長くいる時に、「君が代」を聞いたりすると、涙が出てきたこともあります、日本人でよかったー、、と。


特に、メロディーは、初めて日本と西洋の音曲が融合した、East Meets Westの象徴として独特で、結構好きです。

(特にドラムの音が大きいバージョンが好き。)


それでも、「君が代」の悲劇の歴史を考えると、公式の式典で、日の丸を前に直立不動を強制させられるのは非常に不快感があります。 戦前の異論を許されない時代に戻るような感じがして、、


この微妙な歴史と感情を、政治家は理解するべきじゃないでしょうかね?


皆さんはどう思うのでしょうね?



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