メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」
あらすじ
メタバースとは?
⇨仮想世界のこと
「現実とは少し異なる理で作られ、自分にとって都合がいい快適な世界」(27ページ)
VR(Virtual Reality :仮想現実)との違いは?
VRは現実そっくりの世界を志向する。
疑似現実を指すことが一般的。
AR(Augmented Reality:拡張現実)も
VRの進化系のイメージ。
例)ポケモンGO:リアルの風景にキャラ登場
それらが現実に似せるのを目指すのに対し
メタバースは
現実とは異なるもう一つの別の世界
を意味するそう。
VRはメタバースを実現する手段の一つでもある
デジタル技術をつかって
現実そっくりの世界をつくるという意味では
VRはメタバースと異なる
しかし、
メタバースという別世界をつくる手段として
VR技術はメタバースと親和性が高い
メタバースの例
⇨フォートナイト!
パーティーロイヤルと呼ばれる、みんなで集まって(殺し合いではなく)楽しむための機能では、走ったり泳いだりスカイダイビングをしたりして競ってもいいし、サッカーやボートもある。名前の通りパーティをすることも可能だ。(53ページ)
リアルの現実では
病気で入院したとしても、
フォートナイトの世界では
自由に遊びまわったり
新しい友人をつくったりできる
みんなと同じ時間や空間を共有できる
このように
現実とは異なる世界で現実とは異なる自分で
過ごすことができる空間=メタバースである
なぜメタバースは流行りつつあるのか?
1、社会構造が変化し、自分だけの安全地帯を求めるようになったから
「男は大黒柱として家族を養うべき」
「女は家庭に入り子どもを育てるべき」
といった画一的な価値観が
支配していた昔とくらべると、
色んな価値観が認められてきた現代は自由
自由だけど、自由だからこそ
全て自分の責任で選ばないといけないことに
不安も生まれる
だから不安を埋めてくれる
自分だけの安全地帯として
SNSが流行っている
SNSはフィルタリングにフィルタリングを重ね、慎重に設計されたグループの中に利用者を囲い込む。その囲い(フィルターバブル)の中はパラダイスだ。あまりにも快適で、つい長い時間を過ごしてしまう。その長い時間の間に広告を見せるのがSNSのビジネスである。(33ページ)
ただし、今のSNSは
生活の一部分としてあるだけ
ほとんどの時間を
SNSの世界だけで過ごしたい
というニーズもあるはず
そのニーズを叶えるのがメタバースである
2、リテラシーが向上したから
利用者側のわたしたちも
デジタル技術に対するリテラシー
を上げているため
メタバースを受け入れる準備が進んでいる
- 仮想現実の歴史
- なぜ今メタバースなのか(技術的な背景と、価値観の変化についてより詳しく)
- GAFAMとメタバースの関わり
グッときたポイント
なぜFacebookは社名を「メタ(Meta)」に変えたのか?
帯のメッセージに惹かれ、本書を読むことにしました。
読んでみると、
なるほどFacebook社がメタバース事業に力を入れるのも納得だ!
と思いました。
著者さんが説明するように、
メタバース(仮想世界)が現実世界並みに
色々できる空間となったら
とっても面白いと思います。
まず理想の姿になれますね。
モデルさんみたいな顔になりたい。笑
現実ではこわくて出来そうもない
スカイダイビングやレーシングカーなども
やってみたいです。
せっかくの異世界なんだからと、
現実ではあり得ないことをするとすれば
むちゃくちゃ小さくなって
ごろんと寝転んだウサギのお腹のモフモフに
くるまれて寝てみたいです。
メタバースの世界では
みんながそれぞれの"好き"に囲まれて
お互い迷惑もかけないし争いもない。
それってシンプルに素敵だと思います。
ただし、ずっと好きなものだけに囲まれて過ごすって、それで良いのでしょうか?
現実世界では、ときに
嫌なことを渋々やったり、
誰かと対立したりすることを通して
自分の想像をこえた出会いや楽しさに
出会うことがあります。
それは、とても貴重な経験だと思います。
しかし、メタバースの世界だと
安全圏のものだけを選びがちで
「大変だったけど最後は楽しかった」
「思いもよらない出来事が人生を変えた」
など
視野がグッと広くなる経験を
得ることが難しい気もしますね。
ただわたしは、基本的に
人は楽しい時間を過ごすため
幸せだなって感じる時間を持つため
生きたらよいと考えています。
そして誰しも
どうしようもなく辛くて
今日を乗り越えられないようなときは
やってくると思います。
そういうときに
「こっち(メタバース)の世界ではこういう幸せがある」と、
心の拠りどころがあれば
現実世界でも前向きになれるし
何だったらメタバースだけで生きることも
良いかもしれません。
法制度や倫理観含めて、メタバースは
これからどんな風に発展していくか?
10年後、20年後には間違いなく
メタバース的空間が
わたしたちの生活に関わっているだろうと
思うので、興味深いです。
この本を読んで、近い将来起こり得る
新しいサービスについて
ワクワクしてみてはいかがでしょうか?
こんな人におすすめ
- メタバースって何?と思っている方(序章や1章だけでも面白いです)
- VRやゲームや二次元が好きな方

