本の内容
ブロガーとして有名なヒトデさんも、かつてはいわゆる"凡人"でした。
ヒトデさんがいかに凡人だったかは、下記のとおりです。
- Fラン大学卒
- 周りに起業した友人や大金持ちの知り合いなどなし(人脈0)
- 典型的な仕事ができない奴
- 毎日会社に行きたくないなぁと思いながら出勤
- ブログ収益が100万円以上
- 月収1500万円を超えるまでに
- フリーランスとなり3社経営
- 何らかの時間を減らして時間を作る。SNS、テレビ観る時間など。アプリ削除したり、電源コード抜くなど、一手間かけないと減らしたい行動を出来ないように工夫する。
- 朝型人間になる。夜更かししてやってること(SNSなど)は朝一番にはしないもの。
- 興味がわく副業を選ぶ。ブログ、Webライティング、せどりなど。それぞれ向き/不向き、メリット/デメリットがある。
- 副業の3ステップ:①時間確保、②やみくもに作業せずPDCAをまわす、③自分より少し上手くいっている人を観察する
- いくらいるのかを把握する。生活費、教育費など具体的な金額が分からないから不安になる。お金に不安があるうちは独立しない。
- 固定費を見直す。固定費の低さは自由度の高さ。
- ストック型の仕事は指数関数的に収益が伸びる。最初の一万円までがいちばんしんどい。
- 情報発信のメリット:アウトプット資産、人的資産(仕事の依頼含む)ができる。
- 成功するのは「与えることができる人」。どんな人に何を伝え、どんな悩みを解決してあげたいか。それを発信する。
- 情報発信としてブログ、人との交流のツールとしてSNSを活用する。
- 不満点を洗い出す
- 目標を定める
- 目標達成のためのスキルを身に付ける
この本の学びポイント
ヒトデさんは凡人だった
そのことが意外でした。
かつてヒトデさんは、いわゆる"成功者"って「元から凄い人じゃね?」と思ったそうです。有名大卒とかお金持ちとか。
わたしもヒトデさんに対して、そういう「元から凄い人」のイメージを持っていました。でも本当は一般的な会社員だったんだ…しかもほぼ同い年(グサッ)。
ヒトデさんは、ブログが楽しかったから続けられた
この本の問いは、「ヒトデさんが成功するまでに、どんなことを考えたり大事にしたりしてきたか」です。
答えとしては、時間確保したり、情報発信したりが大事だよー、ということでした。
しかしながら本を読んで感じたのは、ヒトデさんの成功に重要だったのは、"ブログを書く(過程で、たくさんの人と交流したり収益が出たりする)のが楽しかった"、これに尽きるんじゃないかと感じました。
ブログが楽しいから、毎日3時間ブログにあてるし、収益が出なくても続けられた。結果として、アフィリエイトが成功して会社を辞めるまでに至った。
だからこの本を読んで、「よし、わたしも嫌なこと全部抜け出すために、ブログとかしよう」と思ってブログ始める人は、"ブログ=楽しい"から始まってないから、収益が出るまでにやめちゃうのかも。
自分がやってて楽しくて、人より1ミリでも実績(得意)があって、収益につながること。ヒトデ本を読みつつ、「ヒトデさんにとってブログだった。自分にとっては何か?」を模索するのが大事だと感じます。
時間をかけること、情報発信すること
この本を読んで学んだのは、何事も上手くいくには時間がかかると肝に銘じておくべし、ということ。
わたしのテーマは「会社に依存しない、お金と時間の確保」なので(いつの間に)、時間をかけてジタバタしながら模索を続けたいなと思いました。
また、何かしらの形で、情報発信も続けたいです。
今はアメブロとツイッターをしているけど、自分の意見を言うのは苦手です。
しかし、月並みですが子どもを産み、育休中に時間ができたことで、今の仕事や残りの人生について考えるようになりました。
家庭や会社ではない場を持っていたいし、アウトプットの練習も兼ねて(あわよくば副業に繋がれと思いつつ)、SNSをしています。
苦手ながらもこうやって読書ブログを書いているのは良い傾向なんだな、と改めて確認できて良かったです。
いつかはもっと有意義なブログを書けるようになりたいな。