2021年10月1日
今回の重連では、機関車についている“ヨ”が気になっていた。
ヨは貨物列車の後ろに付くものというイメージが抜けきらないのだ。
なんで機関車のすぐ後ろに付いているのか聞いてみた。
すると、このヨは車掌さんが乗るというよりは、電源を確保することが目的だとのこと。
大きな電源の機械が乗っていた。
どちらの機関車もヨ無しでは走れないのだという。
でも、重連では前のC11 207にはヨが付いてない。
これが単独で見られることがすごく珍しいことになるとのこと。
転車台はヨを付けて回れるように作ったそうだ。
ヨ無しの転車台での回転も超珍しいそうだ。
戻りのために、重連の機関車が進み始めた。
それがバックで戻ってきた。
ライトが明るくついて、カッコよかった。
ホームでは汽笛をいっぱい鳴らしてくれた。
途中、煙がいっぱい出て、窓の外が暗くなることもあった。
室内の灯りが映り込んだが、煙が見えるだろうか?
下今市に着くと、客車のドアを開けて切り離しが行われた。
後ろには、リバティーがいた。
次いで、機関車同士の切り離し。
ヨのない転車台の様子をじっくりと見てきた。
バックして戻る機関庫の中には、ヨが待っていた。
両方が機関庫に納まって、この後、石炭のカスを出す所をみてきた。
まだ、火が残っていて、パチパチと爆ぜていた。
そして、この日のツアーは終了した。
雨は途中から弱まったが、何しろ寒くて大変だった。
それにもかかわらず、みんなの熱心さは半端ではなかった。
私などまだまだヒヨッコだと感じた。
また、重連を企画しているとのことだったので、今度は走っているところを撮りたいと思った。
できたら、青空の下だといいのだが・・・








