お盆の帰省。自分の実家に私と娘の二人で行きました。うちは円満のセパレート帰省を娘が3.4歳の頃からしているのです。それはいいとして、今回は両親の夫婦喧嘩に付き合わされて私の体調が崩れた話を残しておきます。

(今回はただの愚痴です)



孫が寝て娘(私)と夫婦の3人のとき。

二人でいつもしているのであろう罵り合いが始まりました。


今回は娘(私)がいるからなのでしょう、相手がMAXまで激昂しないだろうことを見越して普段は言わないディープな罵り合いを始めたのです。


それに付き合わされた娘の私。


いや、部屋から出ていってもよかったのですけどね。母はともかく今まで吐き出してこなかった父の本音を聞く良い機会だと思って自己を犠牲にすることを選びました。


内容は、文字にするとはっきり言ってどうでもよいことなのです。だからここには書きません。夫婦喧嘩はイヌも喰わないってやつです。


でも話を聞いたり仲裁したりした3時間で、二人の人としての人間性を見て疲れました。


びっくりした、引いたとかは無く、悲しみなんて言うのももちろんなく…そう、幻滅した・嫌悪したという感情でした。


何でこんな状況で夫婦をしてるんだろうという程、相手を思い合っていない二人。


母が別れないのは経済的な理由からでしょう。体弱いし無職だし。


父が別れないのは家事やお金の管理をしたくないからでしょう。多分父は特性でそれらが出来ない。


多分父は特性で人の気持を汲んだり察知する能力が低い。感情的になったら大声を出すし思い込みが強くて一度持った意志や感情はずっと持ち続ける。


母は母で自分の考えが正しい、自分の思う通りに周りは動くべきと無意識に思っているような人。昭和から専業主婦をやってきて家庭を守り維持してきたと自負している典型的なご婦人。


母の話し方が命令口調になるのは育った環境によるもののだと思う。母の兄妹たち(叔父叔母)も同じ様なきつい言い方をする。


二人とも…自己中心的。相手のことを考えて思い合っての言動がもうできていない。


母の性格からくる自分中心の発言に父はイラッとする。


母のそんな言動が積もり積もって父の特性が発動。キライ認定。返事が高圧的になるし話もあまり聞かなくなるし話自体も減る。


そんな態度に母もイラつく。あまりに父の態度が悪いと大人しくなるがそれでも父の発動は継続中。その波は下がってはいくが、下がった時に母がまたイラつかせる発言をするので父の発動は収まることがない。


父は家事を一切しない。お金の管理もしない。全部母任せ。


着る物や部屋が整っているのも、バランスの良い食事も母自身は家庭(父)のためにやっているスタンス。


でも父はそれに気付けない。家事は妻の仕事だから。そんな父の態度に母がイラつく。


…でもね、私は父に母への愛情はまだあると思うんですよね。


いくら家事とお金の管理をしてもらっていると言っても、もう無理だと思ったら切ると思うんですよね。それこそ直情的に、こいつとは無理!って決定しちゃうと思うんだけど。でも父はそれをせず夫婦を続けている。


正直、よく続けてるなと思う。愛情が深いのか、家事お金の管理をよほど自分でしたくないのか…。



母も愛情はある。それは分かる。でもそれと同時に不満もある。私は普段聞かされているから不満のほうが多いように感じる。母は夫婦を続けているのは愛情もあるけどやっぱり経済的理由が大きいと思う。


この、堂々巡り。



ーー結論。


お互いに愛情はある。お互いに補ってもらいたいことがある。でもお互いにワガママ。


年齢的なこと、性格、特性、連れ添った夫婦関係の年月、で遠慮がなくなった他人同士。


愛情はある。だから夫婦喧嘩はイヌも喰わない。




生活満足度は低いけれど多少の愛情と利益はあるから、妥協して我慢して夫婦をする。


が、


不得手なことも自分でして相手に頼らず妥協も我慢もせず生きていく。


とハラが決まったら離婚でもするのでしょう。でもうちの両親はきっとしない。お互いに罵る程険悪だけど、離れられない程依存し合っているから。


今回親の夫婦喧嘩に付き合って私は胃を壊してしまったけどはっきりと分かった。


こちらからは口を出さない。勝手にやってください。


結婚して離れて、妻にも母にもなった私(娘)をまだ夫婦のイザコザの道具にする両親の人間性に嫌悪する。子に親の不仲を見せることが子にどんなに悪影響を及ぼすか分からないんだね。


まぁ今回は自ら進んで首を突っ込んだけど。両親が夫婦喧嘩に付き合わせた私に対しての発言は何一つ無かった。それに対しての感情はない。ただそういう人たちだという理解だけ。


私にはもう信頼できて大好きで大事にしてくれる大切な旦那さんがいるから。私たちには大事な娘がいるから。


もう娘だった時のように傷つかないし感情を無駄に消費しない。


もう私を巻き込まないでほしい。