実母は70代。同い年の実父と二人で住んでいます。

実母は今、坐骨神経痛と重度の便秘に悩まされているらしい。

母の病気の不安や愚痴を聞く分には構わないのだけれど、父の愚痴を聞かされるのは娘である私はメンタルをやられる。

だからこちらからは積極的には電話はしない。


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昨日も病気の話の合間に父の愚痴が始まりメインになった。話の流れは覚えていないけれど、この話を終わらせた会話。

「お父さんのこと、あんたにしか話せないから話してる」

「話を聞いた私はどうするの。私も誰にも話せないんだけど」

「ふーん、へーって聞いてくれてたらいいから」

「話したいことが我慢できずに私に話してるんだよね。私にそれをさせるの」

「…あんたに甘えてるってことなんでしょうね」

…分かっててやってるならたちが悪い。

そもそも親戚の連絡先を聞きたくて電話をしたから後でLINEを送ってもらうことにして電話は終えた。

そして次の日の母からのLINEメッセージ。

天気の話と健康状態の報告とお願いしていた連絡先が来た。

その健康状態の報告がこちら。

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おはよう

(天気の話)

気分はまあまあかな!
万一の事を考えて入院の準備でもしていよう?かな
そしたら向こうから逃げて行くかもね

(お願いしていた連絡先)

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ああ、もうダメだなって思った。

文字を突きつけられて私はさらにダメージを受けた。昨日の言葉の沈んだ気持ちも抜けきれていないのに。

私は体の心配はしているのでまめに連絡はとってもいいと思っているのに。本人が疎遠にさせる言動をとっている。

人は変わらない。自分が変わるしかない。自分が傷つかないためにはその人から遠ざかるしかない。

私が変わること。母から距離を今以上にとること。可哀相だと思う。母も私も。慈しみあう母娘になりたかった。私の方がもし大きな病気になっても頼りたくないし頼らないようにするだろう。

父親はギャンブル依存だし両親がお互いの努力で変わることもないだろう。私は二人が穏やかに暮らせる改善の努力はしたいとは思う。思うけれど、私の精神のダメージが大きいからしない。できない。私には両親よりも夫と娘を守ることが優先だから。守るというか、妻として母としてすべきことが優先だから。

両親も子である私もかわいそう。俯瞰してそう思う。こんな親子、珍しくないと思うけど。



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