いろんな方に支えていただきました。

闘病期間2年3カ月。
娘が亡くなって、3年4カ月・・・


それでも、いちばん私を支えてくれたのは

娘。だと思います。



このブログの最初にも書きましたが

娘のお葬式の日、はじめて、

そらから降ってくる娘の声を聞きました。

「わたしのことはもういいよ、ありがとうね」って。



悲しすぎる言葉でしたが

それが、「亡くなっても魂は近くにいる」と感じた初めてのことでした。



そのときは

確かに娘が言ったんだと、妙な確信がありましたが

それでも、にわかには信じられません。

わたしの妄想だと思っていました。



お葬式が終わり、親戚たちが帰り
下の子たちの忌引き期間も終了し

夫や子供たちは、学校や職場に戻っていきました。

わたしは、とにかく下の子たちのお弁当や世話だけをして
あとはずっと寝ていました。

どれだけ寝ても疲れが取れず
ただ眠り続けるか、起きて泣くかという毎日でした。

そのころ、めまいのようなものが起き
耳鼻科に行ったことがあります。

起立性障害というようなことを言われ
安定剤を処方されました。
1カ月、安定剤も服用しましたから
寝続けた、という事もあるのかもしれません。


先のブログにも登場した友人Yさん

「娘がわたしを寝かせている
 寝かせて、パワーを送り続けている」


といい、


「眠らされているのだから、眠り続けるしかない
 それだけパワーが足りてないのよ」



と言ってくれたけれど、
とにかく、寝続けていました。



四十九日がおわって、

私はすこし起きていられるようになっていました。

今から思うと、まだ平気といえる状態ではなかったけれど

その時は

「まだ四十九日が終わったばかりなのに、
どうして私は平気なんだろう。なんて薄情な親なんだ」と

自分の元気さを憎々しく感じていて


ヒーラーTomokoさんに相談したんです。



そのとき、Tomokoさんから

タマラさんを紹介していただきました。




タマラさんって、こんな方です


私は不躾ながら、タマラさんにお電話しました。


「娘を亡くして、でも私、元気なんです……これでいいんでしょうか?」


そんなことを話したような気がします。



タマラさんは十数秒の沈黙の後

 「娘さんは生き切ったから
  あなたもやり抜いたから
  だから、それでいいのよ」と。



私はどれだけほっとしたか…




私はいまだ、タマラについてはよくわかっていないし
あまり多くを語れませんが

タマラさんはとても温かくて
とても広くて
とても柔らかい方だという印象です。


内に秘めたる思いは熱いけど
ひとが自力で成長するのをじっと待ってくださる方です、きっと。



さて、

娘の魂をタマラさんにも確認してもらい、

少しずつ娘と会話するようになりました。



私はなんの霊感もないし、
感受性も強くない。

鈍感なオバちゃんだけど、娘とだけは話せます。



瀬戸内寂聴さんが

愛する人を亡くしたことがある人は
その人の魂を感じることができます。
これは仏教の法典にかかれたことではなく
多くの方の実感です。

と書かれていたけれど

その通り、娘の魂だけはわかるのです。



そして、娘の魂が私を見守ってくれていて
応援してくれて

時に、叱咤激励が飛んでくる。。。



だから、私はがんばれる。

だから、私も幸せを感じられる、のだと思っています。







もし、愛する人を亡くした人がいたら

話しかけてみてください。

きっと応えてくれるはず。


それが感じられたら、少しだけ、つらいのがマシになります。



そらの応援団を感じてみてください。