改憲?護憲?酔拳?・・・
まあ、おフザケは冒頭だけにして(#^.^#)
この時期、特に今年は憲法施行70年でもありますので、
憲法にについて、ちょっと語ってみよう。
と、言っても憲法に細部について語りだすとキリが無いので、
それこそ、改憲ですか?護憲ですか?と、いう視点から。
私は現在の憲法にそれほど不備を感じていないので、
基本的なスタンスは護憲なのかもしれませんねぇ。
与党公明党の仰るような、
プライバシー権や環境権の加憲みたいな
中途半端なご意見には100%賛同出来ませんけどねぇ。
安倍ちゃんが、「第19回公開憲法フォーラム」シンポジウムに
出典:headlines.yahoo.co.jp/
ビデオメッセージの内容は、
安倍ちゃん独特の「相手を霧にまく手法」の話術で
なんとなく「そうなのかもなぁ」と、思ってしまいがちです。
そのような印象になった人は、安倍ちゃんの罠にハマっていますよ。
要注意です。
ただ個人的に一つだけ賛同するのは「自衛隊」の扱いです。
現行憲法では原理主義的な解釈をすれば、
「自衛隊」は違憲という判断が妥当でしょう。
ただ、「自衛隊」は現存しているし、
ますます、役割も多岐に及んでいます。
それなのに「憲法違反だ!!」なんて言われたら、
自衛隊員の人たちは立つ瀬が無いですよ。
先の法律改正でPKOの際に命を落とす可能性もでているんですから。
「自衛隊」の存在を憲法で明確に規定することには、
大賛成です。
成熟した国家で軍隊を持たない、と、いう選択肢はありません。
「自衛隊」が軍隊であることも明白です。
無理クリな解釈を重ねたところで、まさに無理があります。
ただ、その行動範囲と行動内容はもっと議論されるべきですし、
国民の意見が多く反映されるべきことは、言うまでもありません。
なし崩しに行動範囲が広がらないように、
きっちり明文化した憲法を補完するような法律が必要です。
また、無理クリの解釈改憲を続けてきた張本人は
自民党の先輩方だという事実を反省することも
忘れずにしてね!!安倍ちゃん
その他、安倍ちゃんのメッセージ内での、
「教育問題」「貧困問題」は改憲しなくても、
法律で十分対応出来ますし、
喫緊の課題ですので、スピードが重要ですので、
憲法改正なんて、ノンビリした話では無いことを付け加えます。
それから、安倍ちゃん内閣はことあるごとに、というか、
難しい議論になると、
すぐ「2020年東京オリンピック、パラリンピック」の話を持ち出しますが、
出典:tokyo2020.jp/
改憲にもテロ対策に「2020年東京オリンピック、パラリンピック」とは
まったく関係ありません。
「2020年東京オリンピック、パラリンピック」が
黄門様の印籠、正義の美旗のようになっているのは
はなはだ不愉快です。
安倍ちゃん内閣がこれ(「2020年東京オリンピック、パラリンピック」)を
言い始めた時点で、全てを反対したい気分になります。
ホント、味噌糞一緒は止めてほしい・・・
「違憲」つながりで言えば、
現在の国会議員は全て違憲状態の選挙で選ばれた方々です。
違憲な国会議員が憲法を改正するなんて、
「The guilty are audacious」としか言い様がありません。
まずは選挙制度を合憲化してからでしょうねぇ〜〜〜
特に代議士の皆様は、肝に銘じてほしいものです。
最初に私の立場を「基本的に護憲」といいましたが、
憲法を一言一句変えてはならない・・・これは、違うと考えています。
多くの日本国民が変えることに賛成すれば、
変えてることはやぶさかではありません。
そのためには国民投票をする必要があります。
「国民投票」ができる法律は制定されましたので、
しっかり争点を明らかにして、実施すればよいと考えています。
その際には一定以上の投票率であること、
投票率が規定に達していなかった場合でも
結果(各獲得数、投票率、等々)は公表すること、など、
守られなければならない事項がありますので、
それを明確にして上で、やってみたらいいんじゃねぇ。
多くの国民が右向いているのに、
「それは違う」と言っても、
それは国家の意志ではないでしょう。
何となく右傾化・・・なんていうぼんやりした評価より、
数字、人数で明らかになる選挙での結果のほうが
それぞれの主義主張の人たちも対応、対策しやすいでしょう。
かつて、似たようなことを書いたかもしれませんが、
「戦争」というワードは印象はずいぶん変化してきています。
我が国では先の大戦=戦争みたいになっていますが、
出典:fukuyama-2shin.com/
現状世界では、国と国とが戦うような戦争は起きない。
もし、そのような事態になれば、地球が滅亡します。
それは北朝鮮の「ボクちゃん」でもわかっているでしょう。
出典:www.mag2.com/
「日本を戦争が出来る国にしない」・・・よって、この意見は多いに的外れです。
我が国が間違いに間違いを重ねた結果、
本当にやむを得ず、戦争をしなければならない場合や
本当に戦争をしたくてたまらない人が国会議員の多数を占めた場合に
なってしまった際には、
憲法や法律なんてなんの役にもたちませんから・・・残念!!
もっと、現実的で冷静な議論が必要で、
多くの国民が参加する国民投票の実施が必要でしょう。
基本、日本人は温厚で平和主義者だと信じています。