今更ではありますが、
稀勢の里関の横綱昇進について
もの申したい、と思います。
出典:ja.wikipedia.org
2017年1月場所の優勝決定後、
1月23日に開かれた横綱審議委員会において
全会一致で横綱に推挙されて、
1月25日午前の番付編成会議並びに臨時理事会にて
横綱昇進が決定となった・・・という経緯です。
横綱昇進の条件として、
「2場所連続の優勝かそれに準ずる成績」
これは相撲ファンならずとも、周知の事実です。
それでも、2場所連続優勝、
できれば、どちらかは全勝優勝。
横綱昇進とは、これくらいの高いハードルだった・・・
それが特例中の特例。
年間最多勝(69勝)+優勝1回。
こんな話聞いたことがない。
当然です。こんな力士は今まで居なかったからねぇ。
優勝が無くて年間最多勝・・・
69勝ですから低レベルの最多勝ですけどねぇ。
再考すれば、「横綱になれる人」とはです。
強いは当たり前。
それにプラスして相撲の神様に認められた人です。
相撲の神様に認められた=2場所連続優勝といって過言ではない。
プラスして全勝優勝をする。
残念ながら、稀勢の里関は該当しないです。
多くの相撲関係者、相撲ファンが
日本人の横綱を待望していたことはわかります。
そのために無理クリでも昇進させたかった・・・
その気持ちもわからない訳ではありません。
しかし、日本人横綱が不在の何年間、
土俵を支えてきたのは誰でしょうか?
いろいろ不適切とか弱過ぎとか、指摘はされていますが、
モンゴル人の横綱であったことを、
忘れていませんか?
東日本大震災や八百長問題を乗り切れたのも
この人達のおかげですよ。
忘れちゃいましたか(*`へ´*)
モンゴル人の横綱たちは忠実に2場所連続を成し遂げて、
横綱になっています。
過去1年の成績でも、将来性でも、人種でもなく、
協会の定めた2場所連続優勝することだけに
全精力を注ぎ込んできた結果ですよ。
それを途中でルールを変えるようなことをすることは
あまりに不誠実というしかありません。
これから相撲協会がどのような特例を考えだし、
ルールを変更するか楽しみです。
今度は大関に関しての特例を作ってほしいものです。
ここまで、稀勢の里関の昇進に異議を唱えてきましたが、
2017年1月場所に続き、3月場所も優勝しました。
出典:www.nikkei.com
それも大けがを追っての優勝で、
2001年5月場所の貴乃花を彷佛させるような優勝でした。
出典:ameblo.jp/970azteca
このとき、日本中が感動の嵐のようでしたが、
私はそれほどでもありませんでした。
実は相手の照ノ富士も相当膝が状態が良くなかったことは
どのメディアも触れていません。
まあ、偏向報道の最たるものものですよねぇ
ただ、どのような形でも2場所連続優勝を
成し遂げたという事実は歴然とあります。
これが重要なんです。
この奇跡的な連続優勝こそが
相撲の神様のご加護なんですよ。
そして、稀勢の里関は2017年3月場所を大関として迎えたとしても
優勝していたでしょう。
そうすれば、誰にも、私にも文句を言われず、
横綱に昇進出来ていました。
はっきり言って協会、横審は余計なことをしただけです。
年齢的には若くありませんが、
他3人の横綱が下降線であることは間違いありませんので、
ケガを早く直して、
数年間は相撲界を牽引するような横綱になってほしいものです。
あのチキンハートにどこまでできるのか、
出典:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
楽しいに相撲中継を観たいと思います。
火曜日を「スポーツ」へ変更します、言っておきながら、
一昨日は「政治ネタ」。昨日はいきなりキャンセル・・・○| ̄|_
そこで本来、政治ネタの木曜日に「スポーツ」をやっちゃいました。
来週は「スポーツ」は火曜日に、「政治」は木曜日に。
明日は「オッサン」です。