あたりはもう、日が暮れかかっていた。

滝の下にようやく、たどり着き、
聡美の姿を探しながら・・・
川沿いをとぼとぼと・・歩くうさたん。


「頭・・痛い・・・」泣いて泣いて・・・
       それでも、涙が止まらない。


奇跡が起きて・・・
「うさたんっ!な~に泣いてるのぅ?(^。^)」
と聡美が ひょっこりと現われやしないかと・・
わずかに思いながら、聡美を探している。


聡美をみつける事が出来ないまま、
      夜になってしまった・・・。


「聡美・・何処に居るの・・・?(;;)」


   ふらふら・・ふら・・

今にも倒れそうな足取りのうさたん。
お腹は空いてるけど、何も食べる気がしないから、
時々川の水を飲み・・川を下った。


「ホ~ッ。。ホ~ッ。。」
フクロウの鳴き声が寂しさを募らせる。


夜通し歩き。。空が白々と明るくなってきた頃・・
パタッ・・・とうとう・・気絶してしまったうさたんだった。


・・・*・・*・・*・・・


聡美に異変が起きた頃・・・


「キュキュッ!(@。@)!」
      急にそわそわしだしたモコ!


「どうしたの?」雫が不思議そうに尋ねた。


「なんだか、いや~な感じがするの(+。+;)
           あの二人、大丈夫かなぁ・・」


モコはさらに、そわそわとして、
       落ち着かない様子だった。


「ねっ!雫さん!? 私・・
 二人を追いかけて様子をみてくるね。 
           雫さんはここで待っててね。」
飛び出していこうとするモコ。


「待って!
私も行くわ!私の為に出かけてくれたんですもの。
 二人に何かがあったのなら・・じっとしてられない!」


「わかったっ!んじゃ。。一緒にいこうっ!」


雫とモコも、聡美達の後を追うことにしたのでした。



・・・・*・・・・*・・・・*・・・

滝のちょうど中間の裏側に・・・
小さな洞穴があった。


『う・・いたたた。。』身体に激痛が走った。

『ここは、いったいどこなんだろう・・?』


草をかき集めた簡易布団に聡美は寝かされていた。

聡美は身体を横たえたままあたりを見回した。


川に落ちて・・流されて・・
滝を落ちて・・そこまでは記憶がある。


落ちていく中、気を失ってしまった聡美・・・。


『どうして、此処に私はいるんだろう?
 だれかが助けてくれたのね。いったい誰?』


「やあ!目が覚めたんだね(^^) よかった!」
 どこかで聞いたような声がした。


声のするほうを見ると・・・
そのこいたのは・・・・聡美だった。


「え”っ??(@0@;)!私?じゃあないよね!誰?」
驚きのあまり。。声がおかしい・・?


「あ~あ~あ~っ(+。+)ん?
  こほんこほん。。声が・・(:-;)??」
そう・・まるで男の人の声なのだ・・・。


まさか・・!
恐る恐る ・・自分の身体の確認したら・・・・


「((>0<))きゃ~~っ!! 
     私。。男になってる~~!!」


聡美は愕然としてしまった・・(T。T)う。。うう。。


「君が滝から落ちてきたとき、僕はちょうど、水を汲んでいるところだったんだ。」


聞きなれた、聡美の声だ・・・。


「僕は慌てて君を抱きとめたんだけど、
 一緒に落ちてきた木の枝にぶつかり、
 転んで・気が付いたら今の状態ってわけさ(^^;」


「・・・・・・(;;)・・・・・」
あまりの出来事に、言葉を失う聡美でした。


☆続く・・☆