森から西に10キロメートルほどの川沿いを・
武人は歩いていた。
うさたんから預かった《扉の鍵》を使い・・・
いろんな世界を転々と移動したが
手がかりが得られないままだった。
それもそのはず、
それぞれの扉の向こう側は、
本来、接点がないのだから・・・
『今日も、夢で雫に会えなかった・・・
どうしてなんだろう。』
会えない日々が続き、
どれほど自分が彼女を必要とし、
愛していたかを改めて実感した武人・・
空間移動の繰り返しで、疲れていたが、
必ず見つけ出す!という強い気持ちで、動いていた。
一方
うさたんと聡美も森から西に向かっていた。
「なんとなく、こっちだ?って気がするの!!」
うさたんの野生(?)の勘だそうだ。
「聡美ぃ~♪
川の水、冷たくて気持ちいいよ~(^。^)!」
うさたん、ぷふぁ~って顔を洗っている。
「うんっ♪」走って、川岸に近づく聡美。
「気をつけてねっ!そのへんすべるからねんっ(^^;」
プルプルプルルンッ。さらに顔洗い中~♪
「はぁ~いっ♪」
ピタッ。立ち止まりフサフサ草(見た目が毛虫みたいな草)を摘む聡美。
『うふふっ(^。^)
うさたんを、おどかしちゃおっと♪』
忍び足・・・・。
そ~っと・・そ~っと・・・
それっ!
うさたんに飛びつき!ほれっ!・・・っと顔の目の前に!
する予定だったのに、
ヒョコッ!
うさたんは急に立ち上がり、
横に移動してしまったのでした(><;)
「わわわわわ~~~っ」
ばっしゃ~~んっ!
聡美は川に落ちてしまいました。
「聡美ぃ(^^;な~にしてんのぅ?
泳ぎたくなったのぅ~?(^m^)ぷぷぷ」
うさたん、苦笑いしてる!
「うぷぷ。。ぶくぶく・・・た。。たすけて~!泳げな・・・・ぶくぶく・・・・」
そのまま流されてく聡美・・・。
「えっ?お。。泳げないの?
どしよ・・・私もカナヅチなの(;;)」
おろおろしながら必死で追いかける、うさたん
。
「聡美ぃ?(T T) 聡美ぃ~~!(T T)」
『うさたん・・・もう・・駄目。。雫さん、ごめんね・・お父さん・・お母さん・・』
遠のいていく意識・・
流れは急に早くなり・・
少し先は。。滝になっていて。。
。。。。。。。。。。落ちた。。。。
「聡美ぃ~~~~!!!!
さと。。み。。。。。。
ごめんね!!(T T)
私が・・よけなければ・・・(T T)」
泣きじゃくるうさたんだった・・・・・。
☆続く・・・・・