『それ以上・・聞きたくない!二人共・・私を笑ってたのね?』
 光と雫の二人から裏切られた気がして、舞の目の前は真っ暗になった。
 
「きゃははっ(>▽<)んもうっ・・お姉さんやだな~!
(^。^)マジに勘違いしてるよ!
 私は光さんのことはお兄さんとしか見て無いよぉ(^^;」
  笑い転げる雫。


『えっ?雫ちゃん?・・な・・なんだ(--)
僕はどうやら神秘の湖で、はかない夢を見たようだね(^^;』
光は気の抜けた顔になっていた。


光の心の声に・・
『違うの!本当は大好きなの!』
言いたかったけど・・ぐっと押さえた雫。


「そうよね(^。^)」
舞は少しほっとした顔。


「私が頼んで絵の指導してもらってたのっ♪それだけよ」
  さらりと・・答える雫


「うん・・そうだったね」
 話を合わせる光の顔は淋しそうだった。


翌日からは二人は湖に行かなくなった。



月日は流れ・・・光と舞は・・またもとのさやに・・・
雫は、そんな二人を見ているのが辛くて
独り村を出て・・・森に辿りついた。


森の奥にはおばあさんが住んでいて
行くあてのない雫を快く置いてくれたのだった。


今は、おばあさんが天に召されて雫の独り暮らし・・・。


・・・*・・・・*・・・・*・・・・


「そなんだ・・・(;;)辛い恋をしたんだね。」

聡美は目にいっぱい涙をためて、雫をぎゅ~っと抱きしめた。
そうせずにはいられなかったのだ・・・・。


「ええ・・でもね。もう遠い思い出になったのよ。
 それに・・今、新しい恋をしているんですもの(^^)」
  雫は・・顔をほんのりと赤らめて告白した。


「えっ!(^・^)そうなのぅ♪
      その人とは恋人になれたの?」
  興味津々に聞く聡美♪

「・・現実の人じゃないの・・・(^^;」
 意外な発言に聡美はちょっとびっくりした。


「その人とは夢の中で毎日会っているのよ。
たぶん彼も同じ気持ちでいてくれていると思うけど・・
はっきり聞くのが怖いの・・・ 私の勘違いかもしれないし・・・
                夢の中でくらい幸せでいたいの。」
 雫は淋しそうに笑った。