「いってきま~す♪」

元気よく家を飛び出すと聡美(さとみ)は、
          いつもの場所に向かった。


「ふう・・まだ歩(あゆみ)は来ていないのね」

日曜日午前5時・・・
朝早いこともあり誰もいない神社。


「今日は・・見えるかな?」

ここのところ休みになると、
 この場所にクラスメートの歩と一緒にきては・・・
              《それ》を探している二人。


「メールが届いてるよ~♪(クマのプーの声)」
 聡美の携帯電話が鳴った。

「はいはいっ♪誰かなんっ♪・・・・んとぉ・・」
 
【ごめん!頭痛いからいけましぇ~ん(+;)めんご!】
 歩からのメールだった。

「そっかぁ・・(++)はぅ・・まっ!仕方ないかぁ!!」
 
【了解~♪ゆっくり休んでね~】
     ・・ピ・ピッ・・メール送信~
 

「これでよしっと♪んじゃ・・
  今日は一人さみし~く・・だねっ(^^;」

 
太陽が昇り始め空が明るくなってきた。
 銀杏の葉っぱを下から見上げている聡美。
 朝一番の木洩れ日がキラキラと輝いている。


「うふっ♪綺麗だな~っ(^v^)♪」


「ね・・見つかった?」

「ん?誰?」
  誰かの声がしたけど、辺りに姿がない。
キョロキョロっ・・・ 
 「やっぱり・・いないや・・(+~+)」


「ここだよ!」
 大銀杏の木の後ろから・・
  ぴょこりとウサギが飛び出してきた!
 
  赤いリボンを耳にした・・ウサギ♪
「あ~~っ!うさたんっ(^v^)!
    きゃ~っ!!会いたかったよ~!!」
   
 一年前に夢の国に案内してくれた・・うさたんだった♪

「うふっ(^。^)おひさしぶり~♪」ぴょんっ♪



夢の国の冒険のことを時折、
 思い出しては いつかまた・・と願っていた聡美♪


「んもうっ♪ 遅いぞっ!うさたん(^。^)
      待ちくたびれて首がキリンになっちゃったぞw」
   
「ごめんね~!私もいろいろと忙しかったのよ~(^^;」                  
うさたん舌をだした。

「お昼ねとかぁ?w」きゃははっ(^▽^)
  
「そそ(^^)・・・って・・
   違うよ~w聡美は相変わらずだね(^^;w」
             うさたんは、苦笑いしていた。

「んでもぅ・・よくここがわかったねっ♪」
               不思議そうな聡美。

「ん?入り口を見つけたから来たんじゃないの?」
         うさたんもあれって・・顔してる。

  

  聡美の通っている高校で《それ》が
  大きな木の何処かにあるらしいと噂になっていたけど
  まさか・・《それ》が夢の国に続く入り口だったとは・・
              聡美も驚いてしまいました。

  
 実のところ・・皆・・《それ》が何かも解らないまま
              噂は広がっていたのでした。
  得てして・・噂とはそんなもの・・・。



「まっ・・いいかぁ~(^^)♪ 
        んじゃいく?(^v-)?」
       うさたん・・・イタズラっぽく笑って言った。


「もちのろん~(^0^)!きゅい~~ん♪w」

 うさたんの後について・・
   大銀杏の木の後ろ側にまわった聡美(*^^*)!

  木の一箇所がうっすらと・・輝いているぅ~!!


「ここだよんっ♪さっいこいこ(^^)」
  うさたんが手をかざすと、そこにドアが現れた。

  それを見てにっこり頷く聡美。

  二人は・・・ドアをすり抜けていった。

  

再び・・漆黒の世界に色とりどりの光りのシャワー♪

  しばらくいくと・・・・入り口が・・!
  今度は何処に繋がっているんだろう・・・・・。
   
                
   ・・・続く・・・