乳がん手術の際
センチネルリンパ節生検といって
乳がんが最初に辿り着くリンパ節に
がん細胞が存在しないか検査をするんです。
もしその組織にがん細胞が確認できれば
他への転移の可能性もあるので
そのままリンパ節もとりましょうと。
(腋窩リンパ節郭清)
私の場合、その時点では陰性だったため
リンパ節はとらずに手術は終わり
その後、1年間はタモキシフェンによる
ホルモン療法のみとなりました。
でも、実はリンパ節に転移していたようで
それが分かったのは一年後…
手術をしてくれたY病院の先生によれば
検査結果は偽陰性だったようだと。
申し訳なかったですと謝られました。
きちんと正しい手順を踏んだ検査でも
たまたま見つからなかっただけで
誰も悪くないんですけどね。
偽陰性とは文字の通り
偽りの陰性ということですが
検査の精度は100%ではないらしく
このように存在している癌が
検査でも見落とされてしまうことが
まれにあるそうです。